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成田山 復興願い“火渡り行”
5月26日 16時20分

成田山 復興願い“火渡り行”
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千葉県成田市の成田山新勝寺で、東日本大震災からの復興を願って、津波でなぎ倒された岩手県陸前高田市の松の木をたいて、灰の上をはだしで歩く「火渡り行」が行われました。

成田山新勝寺では、毎年5月と9月に護摩の木をたき、灰の上をはだしで歩いて無病息災などを祈る「火渡り行」を行っています。
26日は震災で亡くなった人を供養するとともに、被災地の復興を願おうと、津波でなぎ倒された岩手県陸前高田市の国の名勝「高田松原」の松の木で作った壇木(だんもく)と呼ばれる木材が護摩の木と一緒にたかれました。
山伏姿の僧りょたちが祈りをささげたあと、熱さの残る灰が地面に広げられると、僧りょたちに続いて参拝に訪れた人たちも次々と灰の上をはだしで歩いていきました。火渡り行を体験した22歳の男性は「まだ復興が進んでいない地域もあるので、みんなで考えて助け合っていけたらと思う」と話していました。

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