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犠牲者追悼と復興 東北六魂祭
5月26日 19時46分

犠牲者追悼と復興 東北六魂祭
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東日本大震災で犠牲になった人の追悼と復興への願いを込めて、「東北六魂祭」が盛岡市で始まり、呼び物の東北6県の夏祭りを一堂に集めたパレードが行われました。

「東北六魂祭」は去年、仙台市で初めて行われ、ことしは盛岡市を会場に26日と27日の2日間開かれます。
初日の26日は、午後から呼び物の東北6県を代表する夏祭りを一堂に集めたパレードが行われました。
およそ1キロにわたるパレードは、青森の「ねぶた祭」を先頭に山形の「花笠まつり」、仙台の「七夕まつり」、福島の「わらじまつり」、それに盛岡の「さんさ踊り」が続き、途中4か所の交差点では、秋田の「竿燈まつり」も披露されました。
このうち、盛岡の「さんさ踊り」では、色鮮やかな衣装をまとったおよそ600人が太鼓に合わせて踊りを披露し、沿道を埋め尽くした人から盛んに拍手が送られていました。
宮城県気仙沼市で被災し、岩手県一関市に避難している60代の女性は「勇気をもらいました。仮設住宅に住んでいるほかの被災者の方々にも見せてあげたかったです」と話していました。
パレードに参加した「ミスさんさ踊り」の佐々木芳さんは「復興に向けて気持ちを1つにして頑張る思いで踊りました。東北各県のすばらしい文化に感動しましたし、力を感じました」と話していました。
パレードは27日も正午から行われ、実行委員会は2日間で20万人の人出を見込んでいます。

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