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福島 小学生が2年ぶりにあゆ放流5月25日 23時40分
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福島県いわき市の川で、原発事故の影響で、去年、中止になった小学生によるあゆの放流が、25日、2年ぶりに行われました。
いわき市の中央部を流れる釜戸川では、地元のグループが、平成6年から地元の渡辺小学校の新入生を招いて、毎年、あゆの稚魚を放流してきましたが、去年は原発事故の影響で取りやめました。
ことしは、周辺の放射線量や放流するあゆの稚魚にも問題がないとして、2年ぶりに放流を行い、小学1年生と去年は参加できなかった今の2年生の合わせて23人が参加しました。
子どもたちは、12センチほどの大きさのあゆの稚魚10匹前後をバケツに入れてもらい、「大きくなってね」などと声をかけながら、合わせて1000匹を次々と放流しました。
2年生の女の子は「また触りたいから、もっと大きくなって戻ってきてほしいです」と話していました。放流を行った「釜戸川を守る会」の鈴木清美会長は「あゆの成長とともに、子どもたちにものびのびと元気に育ってもらいたいです」と話していました。
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