いくつかのサイトを参考に、Windows7 x64 環境へのPT2の導入・設定方法をまとめました。
主な内容
環境
OS: Windows7 Ultimate SP1 x64
カードリーダー: SCR3310-NTTCom
導入手順
PT2の正しい位置にアンテナケーブルを繋ぐ
繋ぐ場所が4箇所あるので注意
地デジ入力2
↓地デジ入力1
↓↑
BS/CS入力2↑
BS/CS入力1カードリーダーにB-CASカードを入れPCに繋ぐ
B-CASカードは裏向きに入れます。
カードリーダーのドライバーをインストール
以下からダウンロードできる。
http://www.ntt.com/jpki/dl_files/SCR_112.exePT2のドライバとSDKをインストール
- ドライバ
http://earthsoft.jp/PT1_PT2/bin/PT2-Windows-Driver-200.exe - SDK
http://earthsoft.jp/PT1_PT2/bin/PT-Windows-SDK-201.exe
新しいバージョンのチェックはこちら
http://earthsoft.jp/PT1_PT2/download.html- ドライバ
Windows64bit署名問題対策ドライバをインストール
以下からダウンロードできる。
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/source/up0255.rar新しいバージョンのチェックはこちら
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/upload.cgi?search=Windows64bit&sstart=0001&send=9999&extlist=&size_min=1&size_max=&nojcode=checked※インストール方法はダウンロードしたファイル内の Readme.txt に書いてあります。
「Microsoft Visual C++ 2005 Service Pack 1 再頒布可能パッケージ ATL のセキュリティ更新プログラム」をインストール
TVTestを利用するためには、これが必要らしいです。
以下からダウンロードできる。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?familyid=766a6af7-ec73-40ff-b072-9112bab119c2&displaylang=javcredist_x86.exe をインストールする。
※x64版を使いたい場合には、以下のTVTestもx64版にすること
視聴アプリの準備
インストール先の決定
視聴アプリをインストールする場所を決め、そこに PT2 フォルダを作成
Program Files フォルダ中は、アクセス権が問題になるので避けた方が無難です。
TVTest の配置
以下から TVTest(x86) の最新版をダウンロードし、PT2\TVTest に解凍
同梱の BonDriver_UDP.dll は UDP 受信による TV 視聴を行わないのであれば削除
http://tvtest.zzl.org/BonDriver_PT-ST(人柱版) の配置
以下をダウンロードし、その中の x86 フォルダの中身をすべて、PT2\TVTest 内に置く
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/source/up0305.zip新しいバージョンのチェックはこちら
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/upload.cgi?search=BonDriver_PT-ST&sstart=0001&send=9999&extlist=zip&size_min=1&size_max=&nojcode=checked
視聴アプリの設定
TVTest.exe を起動すると「TVTest 初期設定」画面が表示されるので、ドライバに上で配置した BonDriver_PT-T.dll を指定する。
■チャンネルスキャン
TVTestの 「設定」 → 「チャンネルスキャン」 から実行できます。
予約録画アプリの準備
TvRock の配置
以下から TvRock の最新版をダウンロードし、中のファイルを全て PT2\TvRock に置く。
http://1st.geocities.jp/tvrock_web/※バージョン 09u2 を使う場合は tvrock.exe を以下のものに置き換える。
「期限解除パッチ適用済みTvRock09u2」
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/dtvup/source/up0699.zip
(そうしないと、「期限が切れこのバージョンでの使用はできません」というログが出力され、録画予約ができません。)RecTest の配置
以下をダウンロードし、その中の RecTest.exe を PT2\TVTest に置く
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/hdusup/source/up0470.zipTvRockOnTVTest の配置
以下をダウンロードし、その中の TvRockOnTVTest.tvtp と TvRockOnTVTest.ini を PT2\TVTest\Plugins に置く
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/source/up0189.zip新しいバージョンのチェックはこちら
http://2sen.dip.jp/cgi-bin/pt1up/upload.cgi?search=TvRockOnTVTest&sstart=0001&send=9999&extlist=zip&size_min=1&size_max=&nojcode=checked
予約録画アプリの設定
RecTestの設定
RecTestを起動し、表示されたバーの左端を右クリック
「設定」 → 「一般」 でドライバに BonDriver_PT-T.dll を指定する。
その後、RecTestを終了する。TvRockの設定
※この設定を途中で止めた場合、再度設定を開始する前に TvRock が起動中でないことを確認する。(TvRockがタスクトレイに常駐していないことを確認)
起動していた場合には停止してから再設定を行うこと。PT2\TvRock\DTune.bat を実行
ダイアログが表示されるので、以下のように設定-
使用するチューナー数
地デジのみなら2、BS/CSも見れる場合には4 -
視聴・録画アプリケーションがあるフォルダ → PT2\TVTestフォルダのパスを指定
実行アプリ名:
録画アプリ名:
再生のオプション- 地デジ
チューナー1の設定:
チューナー2の設定:
- BS/CS
チューナー3の設定:
チューナー4の設定:
- 地デジ
チューナー1の設定:
チューナー2の設定: - BS/CS
チューナー3の設定:
チューナー4の設定:
※「起動テスト」ボタンを押し、正常に起動できることを確認しておく。
- 地デジ
- 「次へ」をクリック
-
チャンネル設定では、自分が居る場所を選択する。
その後、TVTestのチャンネルスキャンの結果を参考に、必要に応じてチャンネルを追加する。例えば関東の場合、テレ玉やtvkなども視聴できる可能性がある。
- 番組情報を取得するため、「次へ」をクリック
-
まず、TVTestやTvRockが起動中でないことを再度確認し、起動中の場合には停止する。(※TvRockについてはタスクトレイをチェック)
「TvRockDTVライブラリがありません。作成してよろしいですか?」と聞かれるので、「OK」を選択
→ TVTestが起動し、数分ごとにチャンネルが変わり番組情報を取得していきます。
■番組情報の取得が完了するとブラウザで番組表を参照でき、そこから録画予約ができるようになります。
キーワードによる自動検索予約がとても便利です。
http://localhost:8969/nobody/■補足
番組情報を取得できていないチャンネルがある場合には、チャンネルの設定があっていることを確認し、タスクトレイの TvRock → インテリジェント → 番組情報取得 からチャンネルを指定して取得します。番組表のチャンネルの表示順序を変更したい場合には、TvRock → ツール → チャンネルエディタ で変更できます。
-
使用するチューナー数
TSファイルをTVTestで視聴するための設定
- BonDriver_File+TVTestPluginをダウンロードする
http://typezero.ddo.jp/dtv/download.php?n=058 - 同梱の BonDriver_File.txt に従ってファイルを配置
- tsファイルを右クリックして「プログラムから開く(H)...」を選択し、規定のプログラムをTVTest.exeに設定する。
- レジストリの編集
「スタート」 ボタンをクリックし、「検索の開始」 ボックス に regedit と入力してレジストリエディタを起動し、以下の場所へ移動
[HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\Applications\TVTest.exe\shell\open\command]右側で、(既定)に以下の値をセット
↑フルパス※ここで /DID E(架空のデバイス空間) を指定しないと、録画ファイルを再生中にデバイス空間 A を使用する予約録画が始まったとき、予約内容ではなく再生内容が録画されてしまうことがあります。
- TVTestの画面を右クリック → 「プラグイン」 → 「BonDriver_File Control」をクリック
再生コントロールパネルが表示される。
- BonDriver_File+TVTestPluginをダウンロードする
レンダラの変更
デフォルトのレンダラでは、デュアルディスプレイ時にサブディスプレイで画像が正常に表示されません。
TVTestの 「設定」 → 「一般」 でレンダラに EVR を指定すると直ります。
画質も良くなります。予約録画とスリープ (電源管理)
スリープから復帰して予約録画開始
スリープから自動で復帰して予約録画が実行されるようにするため、タスクトレイの TvRock → 「設定」 → 「システム設定」 のタスクスケジューラのところで、アカウントとパスワードを設定する。
予約録画終了後自動スリープ
TvRock のスリープタイマー(スタンバイ)を利用します。
- スリープモードへ移行する条件を設定
- TvRockのアイコンクリック時の操作を変更
次のように設定するとタスクトレイの TvRock のアイコンをクリックするだけで簡単にスリープタイマーのON/OFFを切り替えられるようになります。
※この場合、録画終了後でなくても、録画関連の処理を行っていないときはしばらくすると自動でスリープモードへ移行します。そのため、PC利用中はスリープタイマー(スタンバイ)を無効にし、使い終わったらまた有効にします。
※PCを停止するときは、スリープタイマー(スタンバイ)を有効にするだけで大丈夫です。有効にした後しばらくするとスリープモードへ移行します。
すぐにスリープモードにしたい場合は、スリープタイマーを有効にした後、録画中に誤って停止してしまわないようにタスクトレイのTvRockのアイコンを右クリックし、「タイマー」 → 「次回予約までスタンバイ」を選択して停止するようにします。
- スリープモードへ移行する条件を設定
録画中に間違えてスリープにすることを予防
- 電源ボタンの操作の変更
「スタートボタン」を右クリックし、 「プロパティ」 を開く。そこで「電源ボタンの操作」を「ロック」に設定する。
- 電源ボタンの設定の変更
「コントロールパネル」 → 「システムとセキュリティ」 → 「電源オプション」 を開き、左のパネルの「電源ボタンの動作の選択」をクリック。
「電源ボタンを押したときの動作」で「何もしない」を選択し、「変更の保存」を押す。
代わりに、スリープタイマー(スタンバイ)を使うことを習慣づけましょう。- 電源ボタンの操作の変更
番組情報の自動取得
タスクトレイの TvRock → 「インテリジェント」 → 「おまかせ番組情報取得」 で、自動で番組データを取得する設定にする。
上記の電源管理の設定をしてあれば、毎日午前7時ごろ自動でスリープから復帰し、番組データを取得後に自動でスリープモードに戻ります。
参考サイト
ソフトウェア置き場
http://2sen.dip.jp/dtv/
※このページはリンク先の画像をポップアップ表示するブックマークレットを使っています。
参考になりました。 特にTSファイルをTVTestで視聴するための設定は助かります。 ありがとうございました。
役立てていただけたようで何よりです。 記事を作成した甲斐があります。
トルネだと普通に映るんですがPT2だとなかなか安定せずかくかくします
レンダラを確認してみてください。 http://tipszone.jp/20110428_pt2/#renderer
また、NASのファイルを直接再生している場合には、 ネットワークに問題があるのかもしれません。
(Windows7以外のOSを使っている場合は、この記事とは違う設定が必要かもしれません。)
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