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宮城 大川小にひまわりを植栽5月26日 12時16分
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東日本大震災の津波で多くの児童が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校で、遺族のつらい気持ちを和らげてもらおうと、26日、ひまわりの苗1000本が植えられました。
石巻市の大川小学校は、東日本大震災の津波で全校児童108人のうち70人が亡くなり、今も4人の行方が分かっていません。
また、教師も9人が死亡し、1人が行方不明になっています。
植樹は、遺族のつらい気持ちを和らげてもらおうと東京のNPO法人が企画したもので、NPOのメンバーをはじめ亡くなった子どもの遺族や在校生らが参加しました。参加者たちは、水があふれた学校のそばを流れる川沿いに作られた花壇に、ひまわりの苗1000本を丁寧に植えていきました。
ひまわりは7月ごろには花を咲かせるということで、NPOのメンバーだけでなく遺族や大川小学校の教員も一緒に世話を続けていくということです。
NPO法人の桑原有広代表は「まだ見つかっていない迷子になっている子どもたちにとって、ひまわりの大輪の花が帰ってくるための道しるべになればと思います」と話していました。
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