強姦未遂容疑で36歳逮捕 余罪20件自供

 和歌山市園部で帰宅中の女子中学生を強姦(ごうかん)しようとしたとして和歌山東署は23日、同市平井の医療福祉系専門学生、光定淳容疑者(36)を強姦未遂の容疑で再逮捕した。他にも、同地区で女子中高生を狙った同様の犯行を20件ほど自供しているという。

 同署によると、光定容疑者はことし4月19日午後7時10~30分ごろ、路上を歩いて帰宅中の女子中学生の前に立ちふさがり「殺されたくなかったらおとなしくしろ」などと脅迫。近くの畑に連れ込んで押し倒し強姦しようとした疑い。中学生が抵抗したため逃げたという。

 光定容疑者は押し倒したことは認めているものの、「強姦するつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。

 光定容疑者は今月2日、同地区で当時15歳の女子高生を無理やり駐車場内に連れ込み、胸を触るなどしたとして同署に迷惑防止条例違反で逮捕されていた。