第27普通科連隊 米国における実動訓練(RISING WARRIOR X) | |
第27普通科連隊は、平成29年10月26日から11月23日までの間、米国における日米共同実動訓練(ライジングウォーリアーX)に参加した。 本訓練は、日米の相互連携要領を実行動により訓練し、戦術・戦技能力の向上を目的としており、統裁部を含めた総勢222名は、米国カリフォルニア(=CA)州フォートハンターリゲット(=FHL)に入り訓練準備を完整した。 11月3日には、同地において、CA州兵軍統合幕僚長らの来賓を迎え、日米共同実動訓練の訓練開始式が、翌四日からは六日間にわたる分隊レベルの共同訓練が、引き続き三日間にわたり小隊訓練が実施され、経験豊富な米軍からノウハウを吸収すると共に、日本では実施できない実戦的な訓練を実施することが出来た。 11日にはFHLに隣接するキャンプロバーツにおいて米国での陸上自衛隊初となる87ATM及び81mm迫撃砲戦闘射撃を実施し、その練度を向上させた。 また、米国における実動訓練初となる連隊・大隊の共同指揮所演習を行い、「神威の雷(かむいのいかずち)」(英語名「ゴッドサンダー」)作戦と命名された中隊攻撃計画を策定した後、14日から15日にかけて中隊総合訓練が実施され、日米両中隊の密接な連携の下目標を奪取し状況を終了した。16日には、訓練終了式及びフェアウェル・レセプションを行い、日米相互の親睦を図り、多大なる成果を収めて全ての訓練を終了した。 |
|
戦闘射撃 | 山口連隊長とレビー中佐の固い握手 |
81mm迫撃砲戦闘射撃 | 米兵と警戒中の隊員 |