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ギリシャ離脱が賭けの対象に
5月26日 5時19分

ギリシャ離脱が賭けの対象に
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議会の再選挙を巡ってギリシャの政局が不透明さを増すなか、イギリスなどで賭けを主催するブックメーカーが、ギリシャがユーロ圏を離脱する可能性に関する賭けを始め、話題を呼んでいます。

これは、イギリスなどで営業するブックメーカーが始めたもので、ギリシャがユーロ圏からの離脱を決めるのと、来月から開催されるサッカーのヨーロッパ選手権でギリシャ代表が敗退するのとどちらが早いかを賭けるという内容です。倍率は、サッカー代表の敗退が1.14倍なのに対し、ユーロ圏からの離脱は5倍と、サッカー代表の敗退の方が早いとみられています。
一方、同じブックメーカーが行っている「どの国が最初にユーロ圏を離脱するか」という賭けでは、ギリシャの倍率が1.1倍にまで下がり、逆に倍率が最も高いドイツは41倍になっています。
ブックメーカーの担当者は「誰もが影響を受ける問題ですから、客の関心は高いです」と話していました。一方、ロンドンの市民からは「ギリシャのユーロ離脱は起きて欲しくないけれど、避けられないかもしれない」という声があがる一方、「経済危機のなかでもお金を稼ごうというのでしょうが、不謹慎な賭けですね」と話す人もいました。

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