関税・消費税の計算方法
※大型貨物の輸入に関しましては計算が複雑になるため記載いたしません。
参考:東京税関 輸入貨物の課税価格
ここでは個人輸入など小規模輸入に関する計算方法をお伝えいたしますが、原則、関税・消費税の納税義務があることは予めご承知おきくださいませ。経験上およそ20万円未満であればかからないケースが多いです。ですが絶対ではありません。
しかし、関税が無税の商品も多いですので輸入される商品の関税率は事前に
調査されることをオススメします。
関税率に関しましては財務省のウェブサイトをご覧ください。
関税の計算方法(個人輸入の場合)
関税は課税価格という金額に対して課税されます。購入した商品が個人の使用目的の場合、
商品代金の60%=課税価格となります。
実際の関税額は課税価格×関税率で計算します。
仮に課税価格が30万円で関税率が5%の場合ですと、
300,000×0.05=15,000円 ということになります。
なお課税価格ごとに税率はこのように変わります。
10,000円以下の場合=適用外の商品を除き、関税・消費税が免除
100,000円以下の場合=簡易関税率が適用
100,000円以上の場合=一般関税率が適用
消費税の計算方法(個人輸入の場合)
消費税というのは課税価格と関税金額の合計に対して課せられます。
免税される場合を除いて消費税5%(国の消費税4%+地方消費税1%)です。関税が無税の商品でも課税価格が10,000円を超える場合、消費税が課税されます。