ニュース詳細
トルコ 警察署前で自爆テロか5月26日 8時30分
トルコ中部で、警察署を狙った自爆テロとみられる爆発があり、警察官1人が死亡し、およそ20人がけがをしました。
トルコ内務省によりますと、トルコ中部のカイセリ県プナルバシュで、25日、警察署に近づいて来た不審な車を警察官が制止しようとしたところ、乗っていた男2人との間で、銃撃戦になり、その後、車が爆発しました。この爆発で、警察官1人が死亡、少なくとも19人がけがをしました。また、車に乗っていた男2人も死亡しました。現地からの映像によりますと、警察署や周囲の建物が壊れ、けが人が救急車で次々と運ばれています。
今のところ犯行声明は出ていませんが、トルコ政府は、自爆テロとの見方を示しています。
トルコにある日本大使館によりますと、この爆発に日本人が巻き込まれたという情報はないということです。
トルコでは、南東部で、分離独立を求めるクルド人武装組織によるとみられる警察を狙ったテロがたびたび起きていますが、今回、爆発が起きたカイセリ県は、比較的治安のよい地域で、市民の間で衝撃が広がっています。
[関連ニュース]
[関連リンク] |
|