(cache) 「香里奈」の名も……わいせつ画像で暴力団員に脅された28歳女優とは(メンズサイゾー)

　警視庁月島署は5月24日、恐喝未遂容疑で、指定暴力団山口組系暴力団組員の辺泥公仁容疑者を逮捕した。辺泥容疑者は、ある女優（28）の裸の写真をネタにして女優の父親（70）を強請ったと見られている。4月25、28両日、港区のホテルラウンジにこの父親を呼び出した容疑者は、「娘のわいせつな写真を入手した。外部に流出されたくなかったら5本（500万円の意）で買い取れ」などと、現金を要求したという。

　月島署によると、この「わいせつな写真」は架空のモノではなく現物が存在し、写真は１枚で、女性が１人、下半身まで全裸で写っているモノ。同署はその女性が「女優」本人の可能性が高いという。辺泥容疑者は「金はもらおうとしたが、脅したつもりはない。恐喝ではない」と容疑を一部否認している。

　この事件が公になるや否や、「この女優は一体誰だ!?」とネット上で騒ぎになっている。一部報道によれば、女優はモデルとしても活動し、人気ドラマシリーズや大手企業のCMに出演したこともある人物だという。肩書きだけ「女優」で、実質、女優としての仕事などほとんどしていないようなタレント崩れが数多くいる芸能界であるが、決して無名の女優ではないということになる。そうなれば、一体どんな写真を撮られたのか、どういう経緯で彼女のヌード写真が暴力団員の手にわたったのか、興味を引くのは当然だ。すでに何人かの女優の名が取り沙汰されている。

　まず「アノ子のエロ写真だったらいいのにな」という期待を込めて名が挙がったのは、今ノリにノッている人気女優・香里奈である。名古屋出身で三姉妹の次女である香里奈は、「Ray」（主婦の友社）のトップモデルとして人気を博し、女優転向。ただ、「人気ドラマシリーズや大手企業のCMに出演したこともある」というよりは、むしろ出ずっぱりという印象が強い。アサヒビール、スズキ、カルビーなど大企業のCMに出演しているほか、昨年は月9ドラマ『私が恋愛できない理由』（フジテレビ系）で主演。現在は26日公開の主演映画『ガール』の宣伝でバラエティー番組にも顔を出している。ここまで売れっ子の香里奈のヌード写真であれば、500万円ではくだらない。

「そもそも、彼女は芸能界を牛耳るバーニング系列の芸能事務所・テンカラットの看板女優。チンピラの恐喝になど遭おうものなら、警察に駆け込み事を大きくする以前に、容疑者を闇社会から消してしまうでしょうね。そう考えると、業界でそこそこ権力を持つ大手とその系列事務所に所属する女優は、候補から除外されるでしょう」（芸能記者）

　28歳の女優というキーワードだけで、宮地真緒や浅見れいな、芦名星といった名前も挙がるが、宮地と芦名はホリプロ、浅見は新垣結衣などが所属するレプロエンタテインメント。こうした有名どころの女優たちは、香里奈同様ありえないというわけだ。

「大手プロ所属のコだったら、直接本人やその親を恐喝せずとも、証拠写真をスキャンダル雑誌に売りさばいて大金を得る手段もありますが、1枚だけだとどんなに高くても500万の値はつかない。親を強請れば500万くらい取れると踏んだのでしょう。もちろん父親の経済力にもよりますが……」（前同）

　そうした観点から浮上しているのが、松方弘樹・仁科仁美親子である。仁科仁美は若い頃いわゆる“ヤンキー”で、かなり遊んでいたと言われる。写真誌に「ヤリ部屋乱交ショット」が投稿されたこともあるため、より過激な写真が流出してもおかしくないと考えられる。とはいえ、松方といえば芸能界の超大物。自身の個人事務所所属ではあるが、

「松方を強請ればそれこそ警察よりも恐ろしい芸能界の盟友たちが怒り狂うでしょうね。というわけで、これもシロでしょう。松方は7月に70歳の誕生日を迎えるので、まだ69歳ですし」（前同）

　まだまだ様々な女優が遡上に上っているが、たとえば夏クールのドラマ『GTO』（フジテレビ系）に出演する長澤奈央はエイベックス系列で、父親の年齢も若い（父方の祖父も健在である）。過去にポカリスエットのCMで一世を風靡した後藤理沙は、ヘアヌード写真集を出版したばかりで、プライベートのものとはいえ今さらヌード写真に500万もの価値があるとは思えない。最後に、すでに29歳の誕生日を迎えているが、今年3月に突然所属していたワタナベエンターテインメントを辞め、「第二の人生をスタートします」との言葉を残して引退した金子さやか。女優としては順調にキャリアを積んでいた彼女、引退の理由もハッキリしなかったため、この事件がきっかけではないかという憶測が飛び交っている。しかし仮に彼女が被害者であった場合、肩書きは「元女優」となるだろう。

　まだ事件発覚から日が浅いため、詳細な情報は得られていないが、「裸の写真」を暴力団組員が所有しているという時点で、この女優がもっと深い芸能界の闇に巻き込まれていることも懸念される。非常におぞましい事件である。

※イメージ画像　photo by ellala from flickr

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