女優(28)の父親(70)に「娘のわいせつな写真を流出させる」などと迫り現金を脅し取ろうとしたとして、警視庁月島署が恐喝未遂の疑いで、東京都江東区千石、指定暴力団山口組系組員、辺泥(ぺてい)公仁容疑者(62)を逮捕した事件。捜査関係者によると、女優はドラマにレギュラー出演経験もある人気女優ともいわれるが、なぜ写真が“横流し”されたのか。
逮捕容疑は4月下旬、港区のホテルのラウンジに女優の父親を呼び出し「娘のわいせつな写真を入手した。外部に流されたくなければ5本よこせ」などと2回にわたり現金500万円を要求したとしている。写真は下半身まで全裸で写っているものだった。
出版関係者が明かす。
「28歳といえば女優の端境期。胸を両手だけで隠した“手ブラ”ヌードや、ボカシ処理で局部を覆ったセミヌードの写真集、DVDでイメチェンをはかる女優は多い。出版プロデューサーや版元にはノーカットの状態で残っている。出版不況の折から倒産案件にかかわった裏ルートから、出てはいけない写真が恐喝材料に悪用された可能性もあります」
月島署では女優がだれかは公表していない。