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05月25日 00:00
セーフティネットと言えるのか
15日の集会 5月15〜17日まで、「全国『餓死』『孤立死』問題調査団」に同行して、北海道に行ってきた。 今年1月、札幌・白石区のマンションで姉妹が遺体で発見された事件や、相次ぐ餓...
日本は世界に名だたるマンガ大国で、近年もマンガの数は増える一方で、出版速度も速くなっている。しかし、暴力やエロが中心になってきており、教育界の不満も高まっている。
8,90年代、『ドラゴンボール』『スラムダンク』や『名探偵コナン』などのマンガは「友情、努力、勝利」を主体にして、世界的成功をおさめた。
ところが今の『少年ジャンプ』には、死ぬか裸になるかのどちらかで、半分以上の作品が暴力かエロだ。それは多少穏やかな『少年サンデー』や『少年マガジン』は雑誌が売れず、経営が苦しい。
どうして日本のマンガはこのようになってしまったのか、思うに数十年来の「マンガ熱」により市場は無秩序となり、過剰供給となった。
そのため悪性の競争を引き起こし、長い年月をかけて良い作品をつくりあげるというよりは、数年受ける作品があれば良いということで、次々と市場に出されるようになった。
また、新しいマンガもどうしても過去のものと似たところが出てしまうわけだが、読者はより「新鮮」なものを求めており、読者は年齢も違えば、学歴も異なるので、より多くの読者を満足させるため、直接本能に訴える方法をとる。
マンガは周辺商品などからも利益を得ることができるわけだが、こうしたただ目を喜ばせるだけのマンガがCMなどの様々な収入を得ることができる様になったことも大きな要因だ。
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中国ニュースをウォッチし、日本との関係を中心に考察。