現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. おくやみ・訃報
  3. 記事
2012年5月18日12時5分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

直木賞作家の邱永漢さん死去 「お金もうけの神様」

関連トピックス

写真拡大邱永漢さん=1993年撮影

 直木賞作家で「お金もうけの神様」とも呼ばれた経済評論家の邱永漢(きゅう・えいかん、本名丘永漢)さんが16日午後、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で執り行う。喪主は妻丘亜蘭(あらん)さん。後日、「お別れの会」を開く予定。

 植民地下の台湾で中国人の父と日本人の母の間に生まれた。東大卒業後、台湾独立運動に関わり香港に亡命。亡命生活を描いた「香港」で、1956年に直木賞を受賞。株や不動産に関する著述、講演活動で「お金もうけの神様」と呼ばれた。「食は広州に在り」など食にまつわる著作でも知られた。

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
朝日新聞デジタル端末セットコースのご案内

朝日新聞社会部 公式ツイッター