50度洗い 肉・魚介類での効果 とくダネ
2012

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フジテレビ「とくダネ」で大反響だった50度洗いという50℃のお湯で野菜を洗うとシャキッと蘇るというもの、その第2弾として肉・魚介類について効果が取り上げれました。

◆肉の50度洗い
鶏肉の場合、50度のお湯で2分漬けると表面がうっすら白くなる。
お湯から揚げ乾かすと15分後元の色に戻る。
牛肉も白くなるが、15分乾かすと元の色に戻るという。
色が元に戻る理由はまだ解明されていないが50度のお湯で洗うことに問題ないという。
気になる味は、鶏むね肉を50度洗いしたもの、50洗いしていないものを焼いて
試食では、67人中54人の方が、ふっくらしている鶏肉は50度洗いした方だという結果に。
50度洗いをすると水分量が多くなるという。
料理研究家のタカコ・ナカムラ先生によると50度洗いによって、酸化した脂や
雑味や汚れがとれることで本来のうま味が強調されると考えられるという。
カロリーは豚肉の場合、50度洗いをすると減るという。
カロリーが279kcal→243kcal(豚肉100g)

◆魚介類の50度洗い
カキを50度洗いすると、カキ本来の香りになるという。
アサリを50度洗いしたあと蒸して食べてみると、なめらかでプリッとするという。
通常、アサリは熱を加えると口が開いたとたん身が縮んでしまうが、50度洗いをすると
殻から身が溢れんばかりにプリプリに。味も泥臭さがなくなったという。
マグロの冷凍で試すと、臭みが消えプロも驚くほどの舌触りに。
50度洗いで解凍すると短時間で解凍でき赤い汁であるドリップも出にくく
旨み成分も逃さないで済むという。

◆50度洗いの注意点(肉・魚編)
・肉、魚は50度洗いしたら保存しない。
・冷凍した肉・魚は凍ったまま50度洗いする。
・ひき肉は溶けるのでNG。
・43度以下は細菌が繁殖するのでNG。

この驚異の50度洗いを発見したのがスチーミング料理技術研究会 平山一政さん。
さらに平山さん、50度洗いを人の美容にもということでスチームで研究中とのこと。
体から少し、脂や垢が浮いてくるそうです。まだあくまで研究段階中だと。

50度洗いは、肉や魚にもいいようで、可能性はまだまだありそうですね。


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