耐震対策がなされている
地震のことを考えると、高層マンションなんて絶対住めない!そうお考えの方も大勢いらっしゃるかと思います。
しかし賃料の高い高級マンションこそ、しっかりとした耐震設備を備えている場合が多く、逆に安心して住めるという声が聞かれるようになりました。
耐震対策には3つがあります。一つは「耐震」。これは一番オーソドックスな耐震法で、柱や梁、壁を厚くすることによって強度を強め、地震に耐えるという考え方で作られます。しかし、強い地震に耐えられない場合もあります。次に「制震」があります。
これは建物内の地震エネルギーをダンパーと呼ばれる制御器で吸収させることによって揺れをセーブさせるという方法です。
ダンパーは床と天井に垂直ではなく斜めにかけられます。これにより3割揺れを低減されるとされています。そして「免震」。建物と地盤の間に免震層を設け、自信の揺れをゆっくりしたものに変えるというシステムです。免震までされているマンションはかなり地震に強いと言えます。