契約内容の確認
まず不動産仲介業者などが間に入っていると任せて安心のような気がしてしまいます。特に書面の内容を読まずにサインをしてしまいがちですが、ちょっと待ってください。書面にサインするということは、その契約内容に同意するということです。
そこには明確な言葉で契約内容がかかれており、サインをすることはその契約は有効ですよ、きちんとこの内容を理解して、契約を締結しますよ、という重要なプロセスです。あとで問題が起こって家主や不動産仲介業に泣きついても、この契約書のここに書いてあります、といわれれば裁判になっても勝ち目がありません。
脅しやその他の不可抗力によって強制的にサインさせられたということが立証されない限り、その契約内容は守られてしまうということを肝に銘じておきましょう。人任せもほどほどにしましょう。またその分手数料や心付けをあげているんだから、それくらいサービスしても当然だと思うのもやはり筋違いになるので、サインする前によく仲介業者などから説明を受け、しつこいくらいに内容を確認したほうがいいでしょう。
やはり最後は自己責任ですし、書類に不備や付け足し事項があってもそれが銘記されていない場合では口約束でしかありません。
そうしたことを確認するためにも、契約書などはしっかり読みこんで、後でトラブルの元にならないように気を付けてくださいね。
また、もし海外の物件を買う、または賃貸で利用する場合、日本語以外の言葉で書かれている場合は、しっかり理解できる様に翻訳を頼んで、契約内容の見落としがないかチェックしましょう。