礼金とは
よく賃貸物件を借りる際に、敷金・礼金という言葉が使われることがある。礼金というのは、あなたに対して部屋を提供してくれた大家さんに対して、「部屋を貸してくれてありがとうございます」という感謝の意味を込めて支払うお金のことを言う。
敷金は、保証金として支払うたぐいのお金である。よって、保証金を支払う必要が部屋を借りている間、全く起こることがなければ、支払った敷金については、返還をしてもらうことができる。しかし礼金については、大家さんへの感謝のしるしで支払うお金であるから、退去をすることになっても返還してもらえない。両者をセットで紹介することが多く、一緒の性格のお金と思ってしまいがちなので、明確に区別をしておこう。
通常は、家賃の1〜2カ月分の額を支払うのが相場になっている。しかし関西で暮らす場合には、やや割高になる傾向があり、中には家賃4カ月分の額を支払うように求められることもあるので、注意しよう。