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太平洋・島サミット 開幕へ5月25日 5時52分
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日本と太平洋の16の国と地域の首脳らが一堂に集う「太平洋・島サミット」が、25日に沖縄県で開幕し、野田総理大臣は自然災害に備え、被害を補償するための保険制度を創設することなどを表明し、アメリカとともに、この地域との連携を強化したい考えです。
「太平洋・島サミット」は、3年に1度、日本が主催して開かれていて、ことしは25日から2日間の日程で、沖縄県名護市で開かれます。
サミットには、議長を務める野田総理大臣をはじめ、太平洋の16の国と地域の首脳らが参加し、初日の25日は晩さん会などが行われます。
そして、2日目の26日に本格的な討議が行われ、野田総理大臣は、大規模な災害が起きたときに資金を早く供給することができるように保険制度を創設することや、東日本大震災を教訓に、津波の情報をいち早く伝えるための設備を整備すること、さらに今後1年間で300人の若者を日本に招待し、被災地を視察してもらうことを表明する方針です。
太平洋の島国に対しては、近年、中国が影響力を拡大しており、野田総理大臣は、今回初めてアメリカの代表も招き、アメリカとともに、この地域との連携を強化したい考えです。
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