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県政ニュース

平成24年産狭山茶の放射性セシウム調査について(第17回)

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年5月24日更新
部局名: 農林部
課所名: 農産物安全課
担当名: 有機・安全生産担当
担当者名: 落合・長嶋
内線電話番号:4057
直通電話番号: 048-830-4057
Email: a4070-05@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県では、平成24年産狭山茶について、加工段階及び流通・販売段階での検査を行い安全を確認しています。

 第17回調査では、加工段階での検査に加え、流通・販売段階での検査も行った結果、全ての検体において、放射性セシウムは基準値を下回りました。

 

1 加工段階での検査

  出荷が始まる前の段階で全荒茶工場からサンプルを採取し、荒茶の安全を確認しています。

  第17回調査では、所沢市、入間市、三芳町、横瀬町の荒茶工場から検体を採取し分析を行いました。

   採取日:平成24年5月22日(火)

   結果判明日:平成24年5月24日(木)

   分析機関:一般財団法人 新日本検定協会 SK横浜分析センター

          社団法人 埼玉県食品衛生協会 検査センター

品 目

検 体

荒茶工場
所在地

生 葉
生産地

放射性物質(Bq/kg)

放射性セシウム
134

放射性セシウム
137

放射性セシウム

荒 茶
浸出液
*飲用状態
での検査

検体1

所沢市

所沢市

1.6

2.1

3.7

検体2

入間市

入間市

1.7

2.0

3.7

検体3

三芳町

三芳町

<1.0

<1.0

検体4

横瀬町

横瀬町

1.0

1.6

2.6

検体5

1.4

1.7

3.1

検体6

1.2

2.7

3.9

  (注)「<1.0」とは、検査機器で測定できる検出限界値(1.0Bq/kg)未満であることを示す。

 

 *検査した工場から、荒茶の出荷を始めます。

  以下の市町では、市町内すべての荒茶工場が荒茶生産を開始しています。

   さいたま市(1工場)、狭山市(44工場)、新座市(1工場)、坂戸市(1工場)、

   鶴ヶ島市(8工場)、日高市(4工場)、ふじみ野市(2工場)、三芳町(4工場)、

   横瀬町(1工場)、小鹿野町(2工場)

 

2 流通・販売段階での検査

  流通品について、食品衛生法に基づき販売店から保健所が抜き打ち検査を実施し、製茶の安全を確認しています。

  採取日:平成24年5月22日(火)

  結果判明日:平成24年5月23日(水)

  分析機関:埼玉県衛生研究所

品 目

検 体

製造施設
所在地

放射性物質(Bq/kg)

放射性セシウム
134

放射性セシウム
137

放射性セシウム

製 茶
浸出液
*飲用状態
での検査

検体1

所沢市

<0.69

<0.53

検体2

<0.52

<0.54

検体3

<0.56

<0.52

検体4

狭山市

<0.49

<0.56

 (注)「<○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(0.49~0.69Bq/kg)未満であることを示す。

 

 *食品中の放射性物質の基準値 (飲料水)10Bq/kg

 *飲用状態での検査

  厚生労働省の「食品中の放射性セシウム検査法」に定められたとおり、荒茶又は製茶を30倍量の湯(90℃)で60秒間浸出させ、40メッシュの茶こしでろ過した浸出液をゲルマニウム半導体検出器で検査する。

 

(注) 検査機関では厚生労働省が示した試験法に基づいて検査を実施しておりますが、食品の放射性物質検査の特性上、検出下限値は、検体や検査機器によって異なります。

 

【問合せ先】

 (流通・販売段階での検査については)

 保健医療部 食品安全課

 監視・食中毒担当 吉永・渋谷

 直通 048-830-3611

 内線 3611

 E-mail: a3420@pref.saitama.lg.jp