今、イギリスの理科教育が注目されている。アドバンス物理がその1つだ。
この教科書で勉強できるために義務教育でどのような理科教育を
行うか注目したいところである。
さて、その例としての“Physics”をみると、エネルギーの流れにいつも
注目し続け多くの流れが図示されていて興味を持たせる。
ところが、その同じ教科書に日本の塾でよく教えられている
きはじの(最近は距離の変わりに道のりで“みはじ”だそうであるが)図が
3枚も書かれていて、ちょっと複雑な感じを受けた。
日本では、円をT字型に3分割して上に『き(距離)』下に『は(速さ)』と『じ(時間)』
分からない量を手で隠せば3つの量の間の関係式が考えることなくわかってしまうというもの。
たとえば、き を隠せば 速さ×時間
は を隠せば 距離÷時間
じ を隠せば 距離÷速さ というように
この関係が、英国の教科書には3つ大きく載っていたのだ。
d(距離) と s(速さ) と t(時間)
m(質量) と v(体積) と d(密度)
f(力) と p(圧力) と a(面積) というように
ただし、三角形をやはりT字型に分かれて書かれている。
さらに、きはじの法則というが、これらの3つの量の間の関係は法則というより
定義式というべきものにあたるので法則というよりせめて きはじの関係というべきか?
なお、gooのHP(PAIWA3.14’Webciteで算数の本の紹介をする中で、
「キティちゃんのはじ」として紹介したものと同じである。
取り付きの悪い生徒がこうしたものを利用してでもまずは慣れるということは良いことかも
しれないが最初にこの図に逃げ込み考えたりイメージを想像することから逃げるようなことだけは
してほしくないものだ。
この教科書で勉強できるために義務教育でどのような理科教育を
行うか注目したいところである。
さて、その例としての“Physics”をみると、エネルギーの流れにいつも
注目し続け多くの流れが図示されていて興味を持たせる。
ところが、その同じ教科書に日本の塾でよく教えられている
きはじの(最近は距離の変わりに道のりで“みはじ”だそうであるが)図が
3枚も書かれていて、ちょっと複雑な感じを受けた。
日本では、円をT字型に3分割して上に『き(距離)』下に『は(速さ)』と『じ(時間)』
分からない量を手で隠せば3つの量の間の関係式が考えることなくわかってしまうというもの。
たとえば、き を隠せば 速さ×時間
は を隠せば 距離÷時間
じ を隠せば 距離÷速さ というように
この関係が、英国の教科書には3つ大きく載っていたのだ。
d(距離) と s(速さ) と t(時間)
m(質量) と v(体積) と d(密度)
f(力) と p(圧力) と a(面積) というように
ただし、三角形をやはりT字型に分かれて書かれている。
さらに、きはじの法則というが、これらの3つの量の間の関係は法則というより
定義式というべきものにあたるので法則というよりせめて きはじの関係というべきか?
なお、gooのHP(PAIWA3.14’Webciteで算数の本の紹介をする中で、
「キティちゃんのはじ」として紹介したものと同じである。
取り付きの悪い生徒がこうしたものを利用してでもまずは慣れるということは良いことかも
しれないが最初にこの図に逃げ込み考えたりイメージを想像することから逃げるようなことだけは
してほしくないものだ。
このblogは派手ではないが、そして更新もなかなかですが読んで大いに書き込みをしてほしいサイトです。今後ともよろしくお願いします。
最初の話題がこのきはじの法則でしたね。その後小学校勤務の家内に聞いたのですが、きちんと理解が出来ていないと距離や時間を求めるときに、掛けるべきところを割ったり、割るべきところを掛けたりと全く逆をしてしまっても平然としている子どもが多いそうです。なんか悲しい...そして恐ろしい気がします。
やはり、このきはじを使ってしまい、式の変形がなかなかできるようにならないとのことでした。
A=X/Bのときは、簡単にできるのに、A=B/Xのようなタイプだともう戸惑う生徒が多く、AX=Bと式変形した後、さらにX=B/Aとしてやっと納得するのだそうです。
ところで、きはじの規則(提案)はどうでしょうか。またご意見をお聞かせください。歓迎します。