わっしょい! 水鳥の祭り
◇水鳥祭・・・10月の第3日曜日
『水鳥記』によると、慶安二年(1649年)5月に、大蛇丸底深(だいじゃまるそこふか・大師河原開拓に成功し、名主となった池上太郎右衛門幸広)のもとに、地黄坊樽次(じおうぼうたるつぐ・前橋藩主の酒井忠清の籠臣、医師で儒学者の茨木春朔)が、酒豪を引き連れて、大師河原に乗り込み、三日三晩、酒飲みの強さを競ったという実史にのっとった豪快な酒合戦の物語を、実際にお酒を飲みながら競った様を再現したお祭りです。
『水鳥』とは、「水」は「三」「さんずい」の意味で、「鳥」は「酉」の意味、二つの文字を併せて『酒』という字になります。それはともかく、愉快な酒合戦として、大師の人気のお祭りとなっています。
お祭りは、歌舞伎役者顔負けの派手な衣装をまとった参加者や、飛び入りの助っ人達が、大杯で日本酒をぐいぐいと飲み干すようすは、迫力満点。お互いに大声での「口上合戦」も見物の一つです。ど忘れしたり詰まったりと、観客から大きな笑いもこぼれます。
そんな楽しい祭りのようすを、どうぞお楽しみください
酒合戦じゃ いざ出陣じゃ! |
おのれ、敵方もなかなかのいでたちじゃ! |
日の出太鼓の乱れ打ち! |
なかなかの飲みっぷり。敵ながらあっぱれ |
「それそれ 注ぐぞ注ぐぞ」「よいとも、どんと注げ」 |
この盃を、飲み取るほどに 「旨そうじゃの」 |
負けぬぞ 我の根性を見よ |
「ぷは〜っ どうだ〜〜っ・・・ ごほごほ・・」 |
気合い一発! 大杯もろともに |
見たか。赤ふん。赤盃。さあさあさあ |
助っ人も楽じゃない |
酒は旨いの〜 夢を見させる水じゃの〜 |
誰ぞ、我に挑む者はいないか? |
そば屋のメンツにかけて、おかみさん、任せてください |