サムスンとアップルが16時間の和解協議 成果は?
【サンフランシスコ聯合ニュース】サムスン電子と米アップルの1年以上に及ぶ特許訴訟の決着を目指し、米裁判所の命令で両社の最高経営責任者(CEO)が和解協議を行った。
23日に公開されたカリフォルニア州サンフランシスコの連邦裁判所の記録によると、サムスン電子の崔志成(チェ・ジソン)副会長とアップルのティム・クックCEOは21日、9時間にわたり協議した。22日も7時間協議したことが確認されている。
裁判所側は協議結果をまだ公開していない。しかし、IT業界と裁判所周辺の話では、両社は立場の違いを確認するにとどまり、協議が決裂した可能性が高い。この協議は自発的ではなく裁判所の命令に従ったもので、両社の和解に向けた意志が弱かったとの指摘もある。
このまま和解が成立しなければ、両社は当初の予定通り7月30日から正式裁判に臨むことになる。
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