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元十両星風の八百長認める判決5月24日 16時48分
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大相撲の八百長問題で解雇処分となった元十両の星風が、解雇は不当だと訴えた裁判で、東京地方裁判所は、ほかの力士の証言から八百長に関与したことが認められるとして、星風の訴えを退けました。
元十両の星風(29)は、大相撲の八百長問題で八百長に関与したとして解雇処分となりましたが、八百長への関与を否定し、解雇は不当だとして、日本相撲協会を訴えていました。
24日の判決で、東京地方裁判所の渡邉弘裁判長は「星風がわざと無気力相撲をしたというほかの力士の証言は信用できる」として、八百長への関与を認めました。
そのうえで、「力士は厳しい鍛錬に耐えて全力を尽くすからこそ、本場所の相撲は国民の間で人気があり、無気力相撲を理由に解雇したのは不合理とは言えない」と指摘して訴えを退けました。
星風は判決の後の記者会見で、「納得ができないので、最後まで闘いたいです。本当に相撲が好きなので、できるだけ早く土俵に戻りたい」と述べ、控訴する方針を明らかにしました。
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