東京で6月から開催予定の元従軍慰安婦をテーマにした写真展について、会場運営元のニコンが突然、中止を決めたことが24日分かった。インターネット掲示板には「ニコンに不買運動をすべきだ」「抗議電話をして売国行為をやめさせよう」などと開催を批判する投稿が相次いでいた。 ニコンは実際に抗議が複数あったとしつつ「中止理由は諸般の事情を総合的に判断して決めたとしかいえない」と説明。主催者は「一方的に中止を通告され、納得できない」と話している。 写真展は名古屋市在住の韓国人カメラマン安世鴻さん(41)が企画。ニコン広報課は「礼節を尽くしておわびしたい」としている。
2012年05月24日木曜日
△先頭に戻る
»もっと見る