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国交省 スカイマークを厳重注意
5月23日 0時25分

国交省 スカイマークを厳重注意
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スカイマークが、着陸する滑走路を間違えたり、飛行経路を逸脱したりする安全上問題のある運航を繰り返していることから、国土交通省はスカイマークに厳重注意しました。

国土交通省によりますと、スカイマークは先月、茨城空港で、管制官に指示された滑走路の隣の滑走路に誤って着陸したり、2月と3月には成田空港で出発や到着の際、飛行経路から逸脱したりするなど、ことし2月から今月にかけて安全上問題のある運航が5件相次ぎました。
また、大型連休中には、パイロットの乗務時間が制限を超えていました。
このため、国土交通省が立ち入り検査を行った結果、パイロットが基本操作を正しく行っていないことや、基準を守る意識が欠けていることなど、安全管理体制に問題のあることが確認されたということです。
スカイマークは、2年前と6年前にも運航に安全上の問題があるとして業務改善勧告を受けていて、国土交通省は「当時の再発防止策の効果が十分でない」として、スカイマークを文書で厳重注意するとともに、必要な対策を講じて来月5日までに報告するよう指示しました。
これについてスカイマークは「ご利用の皆さまに心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます。今後、同じことを起こさないよう安全運航に努めて参ります」と話しています。

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