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【東京スカイツリー】観光客のマナーめぐり住民と摩擦 「一緒に街をつくる意識で」
東京スカイツリータウン開業広報事務局によると、平成20年7月の着工以来、地元町会長や区の担当者らと2カ月に1度ほどのペースで会合を持ち、騒音や交通安全などの課題を話し合ってきたという。
冬場にはツリーからの落雪が民家や倉庫を直撃する被害が相次ぎ、運営会社は展望台の内壁にヒーターを取りつけ、屋上に高さ1メートルの防止壁を作った。事務局の担当者は「地元あってのツリー。今後も課題を共有していきたい」と話す。
平成15年に開業した六本木ヒルズ(港区)は、高さ238メートルの森タワーなどを運営する森ビルが呼びかけ、入居企業や店舗の社員らが周辺住民と月に1回、ボランティアで街一帯を掃除する。同社の担当者は「当初の70人から120人まで増えた。建物だけを名所にするのでなく、地元住民と一緒に街をつくる意識でやっている」と話す。
ツリーのおひざ元、業平1丁目町会の杉本光男会長(72)は「ツリーは地元へ恩恵をもたらす。共存していきたい」と話した。
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