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【東京スカイツリー】観光客のマナーめぐり住民と摩擦 「一緒に街をつくる意識で」
東京の新たな名所として22日に開業した東京スカイツリー(東京都墨田区)。一夜明けた23日もおひざ元の押上・業平地区は多くの観光客でにぎわったが、マナーの悪い観光客と地元住民の間に摩擦が生じ、共存が課題となっている。
《ゴミのポイ捨て禁止!ルールを守って楽しく観光!》《関係者以外、駐車場内、ロープ内に入ることを禁じます》
民家やマンションの壁には、観光客に向け真新しい手書きで大量に張り紙がされている。食べ散らかしたごみが放置され、自販機横のごみ箱からはペットボトルや空き缶があふれ出す。人通りの少ない裏通りは違法駐輪の自転車やバイクが並んでいた。住民らによると、撮影スポットを求めマンションの外階段に無断で上る観光客も続出しているという。
ツリーに風が当たることで発生する「風切り音」も住民を悩ませる。60代の女性は「何十頭ものライオンがほえるような轟音が夜中に響いて眠れない」。ツリーの南90メートルの場所で喫茶店を営む竹田恵子さん(60)は店先の看板が5回、強風で飛ばされた。「風を何とかしてほしい」とツリーを直角に見上げ話した。
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