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事件
【渋谷地下鉄殺人未遂】「おとなしい」「神経質そう」…近隣住民とトラブルも 逮捕の渡辺容疑者
「切れやすい、いま時の人だと思っていた」。同じマンションに住む男性が言うように、渡辺知宏容疑者は些細(ささい)なトラブルに激高したのか。警視庁捜査1課は防犯カメラの詳細な解析から、渡辺容疑者の自宅がある埼玉県朝霞市にたどり着き、発生から丸2日後の逮捕につながった。今後、動機の解明が始まる。
6年前にトラブル
マンション大家の男性(80)によると、渡辺容疑者が朝霞市のマンションに住み始めたのは約10年前。家賃は6万5千円で1人暮らしだった。
家賃滞納はなかったが、1年ほど前に「会社をクビになった。夜の勤めを探そうかと思っている」と言っていた。毎日午前8時前後に駅に向かって歩き、決まって午後8時ごろに帰宅したという。
大家は「東京に勤めていたようで身なりもきちんとしていた。おとなしくて人を刺すような人には見えなかった」と話す。ただ、渡辺容疑者の部屋の真下の部屋に住む男性(57)の印象は異なる。
「神経質そうな人。何度かすれ違ったが、あいさつも一切しない。部屋にいるときも生活音がなく、テレビの音もしなかった」
6年前、渡辺容疑者と男性との間で“騒音”をめぐってトラブルに。渡辺容疑者が床を何度もたたき、男性が大家と部屋に行くと、渡辺容疑者はドア越しに「テレビが落ちただけ」と強弁した。トラブルは収まったが、男性は「切れやすい」と思った。
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