平成24年産狭山茶の放射性セシウム調査について(第16回)
課所名: 農産物安全課
担当名: 有機・安全生産担当
担当者名: 落合・長嶋
内線電話番号:4057
直通電話番号: 048-830-4057
Email: a4070-05@pref.saitama.lg.jp
第16回調査では、加工段階での検査に加え、流通・販売段階での検査も行った結果、全ての検体において、放射性セシウムは基準値を下回りました。
1 加工段階での検査
出荷が始まる前の段階で全荒茶工場からサンプルを採取し、荒茶の安全を確認しています。
第16回調査では、さいたま市、所沢市、入間市、日高市、小鹿野町の荒茶工場から検体を採取し分析を行いました。
採取日:平成24年5月21日(月)
結果判明日:平成24年5月23日(水)
分析機関:一般財団法人 新日本検定協会 SK横浜分析センター
社団法人 埼玉県食品衛生協会 検査センター
品 目 | 検 体 | 荒茶工場 | 生 葉 | 放射性物質(Bq/kg) | |||
放射性セシウム | 放射性セシウム | 放射性セシウム | |||||
荒 茶 | 検体 | 1 | さいたま市 | さいたま市 | 3.3 | 4.9 | 8.2 |
検体 | 2 | 所沢市 | 所沢市 | <1.0 | 1.5 | 1.5 | |
検体 | 3 | 入間市 | 入間市 | 1.5 | 2.3 | 3.8 | |
検体 | 4 | 1.4 | 1.7 | 3.1 | |||
検体 | 5 | <1.0 | 1.1 | 1.1 | |||
検体 | 6 | <1.0 | 2.2 | 2.2 | |||
検体 | 7 | 日高市 | 日高市 | <1.0 | 2.0 | 2.0 | |
検体 | 8 | 2.1 | 2.7 | 4.8 | |||
検体 | 9 | 小鹿野町 | 小鹿野町 | <1.0 | 1.4 | 1.4 | |
検体 | 10 | <1.0 | <1.0 | - | |||
検体 | 11 | 1.3 | 2.4 | 3.7 | |||
検体 | 12 | 長瀞町 | <1.0 | 1.0 | 1.0 | ||
検体 | 13 | 1.5 | 2.1 | 3.6 | |||
(注)「<1.0」とは、検査機器で測定できる検出限界値(1.0Bq/kg)未満であることを示す。
*検査した工場から、荒茶の出荷を始めます。
以下の市町では、市町内すべての荒茶工場が荒茶生産を開始しています。
さいたま市(1工場)、狭山市(44工場)、新座市(1工場)、坂戸市(1工場)、
鶴ヶ島市(8工場)、ふじみ野市(2工場)、小鹿野町(2工場)
2 流通・販売段階での検査
流通品について、食品衛生法に基づき販売店から保健所が抜き打ち検査を実施し、製茶の安全を確認しています。
採取日:平成24年5月22日(火)
結果判明日:平成24年5月23日(水)
分析機関:埼玉県衛生研究所
品 目 | 検 体 | 製造施設 | 放射性物質(Bq/kg) | |||
放射性セシウム | 放射性セシウム | 放射性セシウム | ||||
製 茶 | 検体 | 1 | 狭山市 | <0.64 | <0.58 | - |
検体 | 2 | <0.56 | <0.56 | - | ||
検体 | 3 | <0.71 | <0.52 | - | ||
検体 | 4 | 入間市 | <0.69 | <0.54 | - | |
検体 | 5 | <0.56 | <0.61 | - | ||
検体 | 6 | <0.54 | <0.52 | - | ||
(注)「<○.○」とは、検査機器で測定できる検出限界値(0.52~0.71Bq/kg)未満であることを示す。
*食品中の放射性物質の基準値 (飲料水)10 Bq/kg
*飲用状態での検査
厚生労働省の「食品中の放射性セシウム検査法」に定められたとおり、荒茶又は製茶を
30倍量の湯(90℃)で60秒間浸出させ、40メッシュの茶こしでろ過した浸出液をゲル
マニウム半導体検出器で検査する。
(注) 検査機関では厚生労働省が示した試験法に基づいて検査を実施しておりますが、食品
の放射性物質検査の特性上、検出下限値は、検体や検査機器によって異なります。
【問合せ先】
(流通・販売段階での検査については)
保健医療部 食品安全課
監視・食中毒担当 吉永・渋谷
直通 048-830-3611
内線 3611
E-mail: a3420@pref.saitama.lg.jp