在日韓国民団中央本部(鄭進団長)の第52回定期中央大会が23日、東京・南麻布の韓国中央会館で開かれ、任期満了に伴う3機関長選挙が行われた。その結果、呉公太・民団中央本部副団長(65)が新団長に、新議長には金漢翊・前民団大阪府本部団長(75)が、監察委員長には韓在銀・民団中央本部副団長(69)が選出された。
呉公太候補は、381票(代議員351、選挙人30)を獲得し、金昌植候補の141票(代議員128人、選挙人13)を大差で破った。
議長選挙は、金漢翊候補が367票(代議員339、選挙人28)で王清一候補152票(代議員137、選挙人15)を破った。
呉新団長は選挙公約で、「現地訪問し点検と相談を通して支部・本部活性化を後押しする、団員がもれなく家族関係登録を整理し、旅券を所持できるよう支援」などを掲げた。また「次世代の民族意識覚醒の流れを加速し、青年・学生組織の底辺を拡大する」も掲げた。
金漢翊・新議長は、「組織活性化、新ビジョン委員会を設置して在日同胞の未来を展望する」を掲げていた。
新監察委員長は韓在銀氏が325票(代議員297、選挙人28)で、孫京翼氏193票(代議員178、選挙人15)を破った。