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北九州市 被災地がれき試験焼却へ5月23日 4時26分
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宮城県石巻市からのがれきの受け入れを検討している北九州市は23日から西日本では初めてとなる、がれきの試験焼却を行い、安全に処理できるか見極めることにしています。
北九州市の試験焼却は、石巻市からのがれきの受け入れを判断するにあたり、安全に処理できるか見極めるために23日から小倉北区にある焼却施設で行われます。
22日のがれきの搬入では、反対するグループなどが、がれきを積んだトラックに立ちふさがるなどして激しく抗議し、すべての搬入が終わるのが予定より11時間遅れました。
試験焼却の対象となる、がれきは放射性セシウムの濃度が市の受け入れ基準を下回った木くずなどの可燃物で、23日正午から24時間かけて燃やされ、周辺の放射線量の変化などがチェックされます。
試験焼却は、24日は門司区の焼却施設で行われ、北九州市はこれらの結果や有識者による検討会の意見も踏まえて、来月にもがれきを受け入れるかどうか判断する方針です。
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