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北九州市長 がれきで市民と対話を
5月23日 16時51分

北九州市の北橋市長は、23日の記者会見で、がれきの試験焼却によって得られたデータを市民に公開したうえで、来月にはタウンミーティングを開き、がれき受け入れに関して、みずから市民と対話を行う意向を示しました。

この中で北橋市長は、22日に行われた試験焼却用のがれきの市内への搬入作業が反対派グループの抗議活動で大きく混乱したことについて、「これまで複数回、市の担当者が説明の場を設けてきたにもかかわらず、こういう事態になり、大変残念だ」と述べました。
そのうえで、予定どおり試験焼却を進め、得られたデータを公開するとともに、来月にはみずから出席するタウンミーティングを開き、がれき受け入れに関して市民と対話を行う意向を示しました。
また、宮城県内で発生した広域処理が必要ながれきの量が、精査の結果、当初の推計の3分の1近くまで減ったことについて、北橋市長は、がれき受け入れの判断には影響を与えないとする見方を示し、「被災地の住民の思いを聞くために、石巻市を訪問することも考えたい」と述べました。

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