【年代別】哲学史における主要人物の一覧
哲学史の重要人物を年代別にまとめ。近年の哲学者は歯抜けが目立つかも。
更新日: 2012年05月20日RSS
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前5世紀
ギリシア
紀元前469年頃 - 紀元前399年4月27日（約70歳没）
＜主な概念＞
無知の知、アレテー（徳）、問答法（産婆術）、ソクラテス的アイロニー
ギリシア
紀元前427年 - 紀元前347年（満74歳没）
＜主な概念＞
イデア
＜主著＞
『ソクラテスの弁明』、『国家』
前4世紀
ギリシア
前384年 - 前322年3月7日（満62歳没）
＜主な概念＞
中庸 (ギリシア哲学)、理性、論理学、三段論法
＜主著＞
『形而上学』、『自然学』、『弁論術』、『オルガノン』
15世紀
イタリア
1469年5月3日 - 1527年6月21日（満58歳没）
＜主著＞
『君主論』
16世紀
フランス
1533年2月28日 - 1592年9月13日（満59歳没）
モラリスト、懐疑論者、人文主義者
＜主著＞
『エセー（随想録）』
イギリス
1561年1月22日 - 1626年4月9日）（満65歳没）
＜主な概念＞
4つのイドラ（人間の陥りやすい偏見、先入観、誤り）、現実の観察や実験を重んじる「帰納法」、イギリス経験論
＜主著＞
『ノヴム・オルガヌム―新機関』 、『学問の進歩』
イギリス
1588年4月5日 - 1679年12月4日（満80歳没）
＜主な概念＞
社会契約伝統の近代創設者、自然状態に於ける生とは「孤独、貧困、不快、粗暴、短い」
＜主著＞
『リヴァイアサン』
フランス
1596年3月31日 - 1650年2月11日（満53歳没）
＜主な概念＞
方法的懐疑、実体二元論、我思う、ゆえに我あり、直交座標。合理主義哲学
＜主著＞
『みずからの理性を正しく導き、もろもろの学問において真理を探究するための方法についての序説およびこの方法の試論（屈折光学・気象学・幾何学）』、『省察』、『世界論』
17世紀
フランス
1623年6月19日 - 1662年8月19日（満39歳没）
＜主な概念＞
「人間は考える葦である」、パスカルの定理、パスカルの三角形
＜主著＞
『パンセ』
イギリス
1632年8月29日 - 1704年10月28日（満72歳没）
＜主な概念＞
タブラ・ラーサ、「被統治者の同意に基づいた政府」、自然状態、生命の権利、自由と財産権
＜主著＞
『統治二論』（『市民政府二論』）
オランダ
1632年11月24日 - 1677年2月21日（満45歳没）
＜主な概念＞
合理主義哲学、汎神論
＜主著＞
『倫理学』、『神学・政治論』、『エチカ』
ドイツ
1646年7月1日 - 1716年11月14日（満70歳没）
＜主な概念＞
微分積分学、ライプニッツの微分の記法、モナド、予定調和、二進法、運動エネルギー。合理主義哲学
＜主著＞
『力学要綱』、『弁神論』
フランス
1689年1月18日 - 1755年2月10日（満66歳没）
フランス絶対王政を批判し政治権力を分割し、均衡と抑制による権力分立制の基礎を築く。
＜主著＞
『法の精神』
18世紀
スコットランド
1711年4月26日- 1776年8月25日（満65歳没）
＜主な概念＞
経験論哲学
＜主著＞
『人間本性論』
スイス
1712年6月28日 - 1778年7月2日（満66歳没）
＜主な概念＞
自然状態、社会契約、完成可能性
＜主著＞
『社会契約論』、『ジュリ または新エロイーズ』
ドイツ
1724年4月22日 - 1804年2月12日（満79歳没）
＜主な概念＞
理性批判、定言命法、超越論哲学、物自体
＜主著＞
『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』
ドイツ
1729年9月6日 - 1786年1月4日（満57歳没）
カントの批判哲学を論難した人物の一人
＜主著＞
『暁―神の現存についての講義』、『レッシングの友人たちへ』
ドイツ
1762年5月19日 - 1814年1月27日（満52歳没）
＜主な概念＞
知識学
＜主著＞
『あらゆる啓示批判の試み』、『全知識学の基礎』、『人間の使命』
ドイツ
1770年8月27日 - 1831年11月14日（満61歳没）
＜主な概念＞
絶対観念論、弁証法、止揚、主人と奴隷の弁証法
＜主著＞
『精神現象学』
ドイツ
1775年1月27日 - 1854年8月20日（満79歳没）
ドイツ観念論の代表的な思想家のひとり
＜主著＞
『人間的自由の本質』
ドイツ
1788年2月22日 - 1860年9月21日（満72歳没）
＜主な概念＞
意志としての世界と表象としての世界、生きんとする意志の肯定と否定、意志と知性
＜主著＞
『意志と表象としての世界』
19世紀
デンマーク
1813年5月5日 - 1855年11月11日（満42歳没）
＜主な概念＞
実存主義、ヘーゲル哲学批判
＜主著＞
『死にいたる病』、『哲学的断片』、『不安の概念』
ドイツ
1818年5月5日 - 1883年3月14日（満64歳没）
＜主な概念＞
科学的社会主義の共同創設者（フリードリヒ・エンゲルスと共に）、史的唯物論、剰余価値、労働者の搾取、階級闘争
＜主著＞
『資本論』、『共産党宣言』
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