特集ワイド:活断層って何? 地層ズレ、大地変形…「M8級」の恐れも

2012年05月23日

 吉岡さん まず地形を調査します。活断層のずれは1回の地震では数メートルですが、繰り返されることで地面に数十から数百メートルものずれが生じます。さらに、地層をくりぬくボーリング調査や、人工的に地面を揺らす反射法地震探査で地下の地層のずれを調べたり、溝(トレンチ)を掘って直接確認したりします。M7クラスの地震を起こす活断層は、長さが20キロ程度あり、地表近くまで延びているので、今の技術なら、ほぼ確実に見つけることができます。現時点の発生確率や平均活動間隔などのデータは、国の地震調査研究推進本部のホームページに掲載されています。

 しかし、沿岸部の海底活断層の中には、まだ確認されていないものが残っていると考えられます。小規模の活断層となると未知のものも多いはずですが、建物が多く地面も舗装された都市部では探査が難しく、新たに見つけるのは簡単ではありません。

 Q 活断層への東日本大震災の影響は?

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