'12/5/22
「昭和65年製」模造一万円硬貨使い詐欺容疑 茨城
茨城県警つくば中央署は22日、コンビニで一万円記念硬貨の模造品を使ったとして、詐欺の疑いで、同県つくば市高野、建築作業員長谷川三郎容疑者(47)を逮捕した。
表面に「昭和65年」と記されていたことから、売上金を確認した男性店長(60)が不審に思い、発覚した。
逮捕容疑は21日午前11時40分ごろ、つくば市内のコンビニで、一万円記念硬貨の模造品を使って清涼飲料水(147円)を購入し、お釣りをだまし取った疑い。
同署によると、長谷川容疑者は「(硬貨を)使えると思った」と容疑を否認している。
硬貨には年号のほかに、上部に穴が開いているなど不自然な点が多くあった。防犯ビデオの映像から長谷川容疑者が浮上した。
造幣局(大阪市)によると、記念硬貨は1964年の東京五輪から製造され、額面は最高10万円。
【写真説明】表面に「昭和65年」と記された一万円記念硬貨の模造品