2012年1月2月の啓発活動のご報告
*1月12日福岡県立糸島農業高等学校『社会人特別講師招へい事業』
*1月26日福岡市立今津小学校『福祉についての学習』
*1月26日福岡市立金武中学校『視覚障がいについて理解を深める』
*2月14日福岡市立石丸小学校『総合学習 心のバリアフリー』
石丸小学校の授業では、3年生全員を対象に「心のバリアフリー」というテーマでお話しをしました。当日は、福岡市内在住の盲導犬使用者笠トクヱさんと盲導犬イエリーにも同行していただき、視覚障がい者の立場からのお話やイエリーとの生活についてお話しいただきました。講演の途中では、実際に笠さんにイエリーと一緒に歩いていただき、どのようにして歩いているかを実演。子どもたちからは「早~いっ!」「すごいなあ」と歓声が上がりました。また「盲導犬になる犬の種類は決まっていますか?」「盲導犬に一番感謝する時はどんな時ですか?」など、子どもたちからたくさんの質問が飛び出し、笠さんも「盲導犬には触ったり、話しかけたりしないでください。でも視覚障がい者である使用者にはどうぞ声をかけてくださいね」と、盲導犬に出会った時のマナーやお願いを伝えてくださいました。石丸小学校3年生の皆さん、ご招待いただき、ありがとうございました。元気な皆さんに会えて私たちも元気になれました。これからもたくさんのことを勉強してくださいね。
2012.02.12 2月見学会のお知らせ
2月見学会中止のお知らせ。2月25日(土)に予定しておりました「見学会」につきましては、中止させていただく旨、ご連絡を申し上げます。1月23日より消息がわからなくなっている盲導犬「アトム」号につきましては、各方面の方々に協力を得ながら探しておりますが、まだ発見するに至っておりません。現在「アトム」号の保護を最優先に全力を挙げているのが実情です。当協会の事情で恐縮ではありますが、見学会中止にご理解を賜りますようお願い申し上げます。
2012.01.02 盲導犬育成のための募金活動をおこないました
今年も糸島ライオンズクラブ様のご厚志により1月2日および3日に雷山千如寺と桜井神社で、盲導犬育成のための募金活動をおこないました。今年は、天候には恵まれましたが、寒さ厳しい中、初詣にお越しくださった皆様が、わざわざ足をとめ、温かいお声をかけていただくとともに、大勢の方々が募金してくださいました。糸島ライオンズクラブの皆様、募金にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
2011.12.21 糸島市立前原中学校様からご寄付いただきました
糸島市立前原中学校様から盲導犬育成資金として7万円を寄付していただきました。前原中学校様は、2006年からバザーの収益金や募金活動を通じて、寄付を続けてくださっています。今回は、3年生の有志の方々が前原駅で街頭募金をしてくださり、募金活動で集まった募金を総合訓練センターへ持参してくださいました。前原中学校の皆様、本当にありがとうございました。
2011.12.06 ハーモニー1号の貸与式が行われました
当協会をご支援いただいている九州盲導犬サポートクラブ様が、平成20年度九州盲導犬協会創立25周年記念事業の一環として10回に及ぶチャリティコンサート・落語会を開催、その収益金や募金、グッズの売上金などがこのほど盲導犬育成基金1頭分に達し、このたび当協会に贈呈され、合わせて『ハーモニー1号』となった盲導犬ケイティが盲導犬使用者福島朗子さんに貸与されました。九州盲導犬サポートクラブの代表成澤由美さんは、「アーティストの皆さんを始め、多くの皆さんの協力で1頭を育てることができました。今後も盲導犬への理解を広めることにも努めたい」とコメント。『ハーモニー』というスポンサー名は、チャリティコンサートのお客様を中心に募集した結果一番多かった名前。貸与された福島さんも「私もコーラス隊に参加しているくらい音楽は大好き。同じ音楽を愛する皆さんにぴったりの名前を付けていただいて本当にうれしいです」と感謝の気持ちを伝えました。貸与式当日は、奇しくも「音の日」。チャリティコンサートをご協力いただいた福岡在住のピアニスト永見行嵩さんが 電子ピアノで曲を披露、福島さんとケイティの門出に花を添えていただきました。
2011.11.27 パピー修了式を行いました
パピーウォーカーさんにお預けしていたパピーたちが立派に成長し、訓練センターへ戻ってきました。これから仔犬たちは盲導犬候補犬として訓練を開始します。繁殖ボランティアさんからパピーウォーカーさんへと渡された愛情のバトンを今度は訓練士が引き継ぎます。パピーウォーカーさん、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いいたします。
2011.10.22~23 RKBラジオまつりに参加いたしました
10月22,23日は福岡市で行われたRKBラジオまつりに参加させていただきました。あいにくのお天気でしたが、訓練士と訓練犬がステージに上がる頃には雨も止んで、たくさんのお客様に見ていただきました。一般の方々に盲導犬を見てもらう機会が少ないだけに盲導犬のことを知っていただけるきっかけになるとと嬉しいです。会場内の募金活動にもたくさんの方々にご協力いただきました。ご協力、ご支援に深く感謝申しあげます。
2011.08.16 盲導犬候補の仔犬が生まれました
九州盲導犬協会では8月から9月にかけて3頭のお母さん犬が出産をしました。
8月16日にほのか号が出産しました。オス4頭、メス2頭の計6頭を出産しました。ほのかは2回目の出産だったので、子育ては慣れたもの。子犬のお世話はしっかりしつつ、自分の休む時間もちゃんととりながら上手に子育てをしています。現在の子犬達、スクスクと順調に成長しもう4kgに届くくらいの大きさに育っています。10月9日の委託式で第2のステップ、パピーウォーカーさんへバトンタッチします。
9月1日にオリーブ号が出産しました。オス3頭、メス4頭の計7頭を出産しました。オリーブは初めての出産でした。始めは子育てに戸惑い子犬のお世話がうまくできませんでしたが、繁殖ボランティアさんが根気よくオリーブに関わり、子犬のお世話を教えてくださったおかげで、今はしっかりお母さんとしてがんばっています。顔つきまで変わってきました。オリーブの子犬達はイエローが4頭、ブラックが3頭です。ブラックの子は表情がわかりにくいですが、ピカピカ光る毛並みの良さはブラックならではの美しさです。
9月12日にエミー号が出産しました。オス3頭、メス3頭の計6頭を出産しました。エミーは2回目の出産でした。子犬が誕生するとすぐに舐めてお世話をしようと、母性を発揮。産箱からほとんど離れずに子犬のお世話をしています。子犬達もそろそろ目が見えるようになってくる頃。離乳食も始まるとお母さん犬のエミーも繁殖ボランティアさんも忙しくなってきます。これからどんなふうに成長するかとても楽しみです。
お母さん犬と仔犬たちが一緒に過ごすのは約2か月。そのあとはパピーウォーカーさんへバトンタッチします。それまでの間、繁殖ボランティアの皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
2011.08.21 福岡・天神で盲導犬募金活動 ~ ちんどん Little Star 様
ちんどん屋のいでたちでにぎやかに募金活動をしてくださったのは『ちんどん Little Star』の皆さん。『ちんどん Little Star』は佐賀県嬉野市の岸川伸資さんを中心に活動。子どもから大人まで笑顔にするちんどん屋に魅せられ、音楽仲間5人で結成、ちんどん屋の魅力をアピールしながら、盲導犬育成の支援を中心に社会貢献活動に力を注いでいます。当日は盲導犬ユーザーの鍋島さんと盲導犬シーザーも参加。鍋島さんは日頃のバンド活動での腕前を生かして陽気に太鼓を打ち鳴らし、盲導犬育成への協力を呼びかけました。あいにくの天気ではありましたが、夏休み期間中ということもあり、お父さん、お母さんに連れられた子どもたち達の姿も多くみられ、たくさんの善意をいただきました。ご協力ありがとうございました。
≪募金活動にご協力いただいた方々≫岸川伸資さん、末武寛之・尚美さん、松永登代子さん、鍋島敏明さん、廣渡厚介さんご家族、森信子さん、山下知子さん、高田博さん、鈴木幸次さん
2011.07.29 新理事長 就任のご挨拶
公益財団法人九州盲導犬協会 理事長 田 中 久 也謹啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は盲導犬育成普及事業に深いご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、このたび理事長に就任いたしました田中久也です。当協会は、2010年5月公益財団法人に移行いたしました。公益法人として社会的責任を果たすため、一段の経営基盤の強化と2013年の協会創立30周年に向けて中期3ヵ年計画「Challenge2013」に今期から取り組んでいます。1983年9月の協会創立時からモットーとしている「一日も早く、一頭でも多く」の良質の盲導犬を視覚障がい者の方々にお届けできるよう、役職員一同、気持ちを新たに計画推進に頑張ってまいりますので、今後とも引き続きご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。 敬白
2011.06.29 盲導犬エスター号の引退
2011年6月に盲導犬エスター号が引退しました。エスター号は、2002年12月に盲導犬としてデビューし、約9年間盲導犬としてユーザーの方をサポートしてくれました。エスター本当にありがとう。おつかれさまでした。
2011.06.27 盲導犬インディ号、大分県日田市で貸与式
大分県日田市で盲導犬第1号となるインディ号の貸与式が行われました。当日は、日田市長をはじめ、多くの方々が出席してくださいました。インディ号のユーザーさんは、「まだまだ不安もあるけれど、インディと一緒に行動範囲を広げていきたい」と話されていました。日田市の皆様、インディ号をどうぞ温かく見守ってください。よろしくお願いいたします。
2011.06.26 盲導犬ウィリー号がデビュー
2011年6月に盲導犬ウィリー号が山口県でデビューしました。ウィリー、訓練の成果を発揮してこれからユーザーさんと一緒に頑張ってね。皆さん、これからも温かい応援をよろしくお願いいたします。
2011.05.29 パピー修了式を行いました
パピーウォーカーさんにお預けしていた仔犬たちが立派に成長し、訓練センターに戻ってきました。心配された台風の影響はほとんどなく、修了式は予定通り始まり、新しいスタートを迎える仔犬たちを後押ししてくれているようでした。仔犬たちは、盲導犬候補犬として訓練を開始します。繁殖ボランティアさんからパピーウォーカーさんへと渡された愛情のバトンを、今度は職員が引き継ぎます。パピーウォーカーさんへの感謝の気持ちと候補犬たちに込められた思いを胸に、職員一同訓練に励んでいきます。パピーウォーカーさん、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いいたします。
2011.05.14 盲導犬候補の仔犬が生まれました
5月14日にイブ号が出産しました。イブ号は今回が初めての出産でした。オス、メスそれぞれ2頭ずつ。未来の盲導犬たちは繁殖ボランティアさんのお宅で元気に育っています。繁殖ボランティアさん、初めての子育てで忙しい日々が続くと思いますが、イブと仔犬たちをどうぞよろしくお願いいたします。
2011.05.16 盲導犬アロマ号の引退
アロマは2002年に盲導犬としてデビュー、約8年間盲導犬として頑張ってくれました。引退式には、嬉野市長をはじめ、来賓の方々、アロマと一緒に盲導犬の学習をした嬉野小学校3、4年生の皆さん、アロマのリタイア犬ボランティアさんも出席してくださいました。アロマのユーザーである岸川さんは、アロマ基金を設立、全国で盲導犬普及啓発活動や募金活動を展開、毎年盲導犬育成基金として当協会にご寄付くださいました。引退式では、アロマ基金より10頭目の盲導犬育成基金の贈呈も行なわれました。アロマ、本当におつかれさまでした。アロマ基金の関係者の皆様、これまで応援していただき本当にありがとうございました。
2011.04.29 総合訓練センターにて慰霊祭が行われました
この一年に亡くなった6頭の盲導犬をはじめ、過去の亡くなった盲導犬、繁殖犬を対象とした慰霊祭を今年も4月29日に行いました。参加者は、亡くなった盲導犬、繁殖犬のユーザーさんやボランティアご家族、当協会の役・職員あわせて約70名。120頭の犬たちの位牌が並べられた祭壇の前で黙祷を捧げた後、ユーザーさんやボランティアの方に心のこもったご挨拶と弔辞をいただき、一同、感謝の気持ちと共に在りし日の犬たちの姿に思いを馳せました。この慰霊祭も今年で4回目となります。位牌の数は120になりました。私たちには、毎年新しい出会いがあると同時に、悲しい別れがあります。それぞれの犬たちが与えてくれる愛、それにかかわる方々の想いにこうして触れることで、職員もその命の重みや、犬たちにこめられた多くの方々の想いをしっかりと受け止め、日常の業務に取り組んでいきたいと思います。
2011.04.01 新理事長就任のご挨拶
この度、九州盲導犬協会理事長に就任いたしました石村一明です。協会創立から28年の長きにわたり理事及び理事長を務めていただきました稲田朝次前理事長の後を受け、微力ではありますが全力で努めていく所存ですのでよろしくお願いいたします。協会の事業目的であります視覚障がい者の自立と社会参加を推進するため、設立当初のモットーである「一日も早く、一頭でも多く」を合言葉に良質の盲導犬の育成・無償貸与に向けて、役員・職員一丸となって、事業を推進してまいりますので、今後とも引き続き変わらぬご支援ご協力を賜りますようお願い申しあげます。
2011.03.31 盲導犬候補の仔犬が生まれました
3月31日にイーリス号が出産しました。オスが2頭、メスが1頭。イーリス号はこれが3回目の出産です。毎回とても頼もしいお母さんぶりを発揮してくれています。未来の盲導犬たちは繁殖ボランティアさんのお家で元気に育っています。
2011.03.31 盲導犬フラン号、イエリー号、アイビー号、リーチ号がデビュー
2011年3月に4頭の盲導犬がデビューしました。盲導犬フラン号、イエリー号、アイビー号が福岡県で、盲導犬リーチ号が沖縄県で、それぞれデビューです。フラン、イエリー、アイビー、リーチ、訓練の成果を発揮してこれからユーザーさんと一緒に頑張ってね。皆さん、これからも温かい応援をよろしくお願いいたします。
2011.03.30 盲導犬候補の仔犬が生まれました
3月30日にケイティ号が出産しました。ケイティ号は今回が初めての出産でした。オス、メスそれぞれ3頭ずつ。未来の盲導犬たちは繁殖ボランティアさんのお家で元気に育っています。
2011.03.29 盲導犬エンジェル号、ドリーム号、ディアナ号の引退
2011年3月に盲導犬エンジェル号、ドリーム号、ディアナ号が引退しました。エンジェル号は2002年12月に、ドリーム号とディアナ号は2004年3月に盲導犬としてデビューし、ユーザーの方をサポートしてくれました。エンジェル、ドリーム、ディアナ本当にありがとう。おつかれさまでした。
2011.02.20 パピー修了式を行いました
パピーウォーカーさんにお預けをしていた仔犬たちが立派に成長し、訓練センターに戻ってきました。この日は天候に恵まれ、新しいスタートを迎える仔犬たちを後押ししてくれているようでした。仔犬たちは、盲導犬候補犬として訓練を開始します。繁殖ボランティアさんからパピーウォーカーさんへと渡された愛情のバトンを、今度は職員が引き継ぎます。パピーウォーカーさんへの感謝の気持ちと候補犬たちに込められた思いを胸に、職員一同訓練に励んでいきます。パピーウォーカーさん、本当にありがとうございました。これからも応援よろしくお願いいたします。
2011.02.01 盲導犬候補の仔犬が生まれました
2月1日に繁殖犬フラッシュ号が出産しました。オスが1頭、メスが2頭。未来の盲導犬たちは繁殖ボランティアさんのお家で元気に育っています。
2011.01.28 盲導犬候補の仔犬が生まれました
1月28日に繁殖犬カーラ号が出産しました。オスが3頭、メスが3頭。未来の盲導犬たちは繁殖ボランティアさんのお家で元気に育っています。
2011.01.23 どんどこ音楽祭実行委員会様より寄付金をいただきました
日本和太鼓を中心とする伝統音楽の振興、普及を通して、町おこしや青少年の育成、地域の親睦、交流、発展につなげようと毎年行橋市で行われている和太鼓の祭典「どんどこ音楽祭」。今年も盲導犬チャリティとして当協会に寄附してくださいました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
2011.01.23 ヤフードームで募金活動
1月23日にヤフードームで開催された「コミックシティ 福岡25」で募金活動を実施しました。来場された多くの方々が、募金コーナーで足をとめ、募金をしてくださいました。このイベントでの募金総額は138,984円でした。 ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
2011.01.02 盲導犬育成のための募金活動をおこないました
今年も糸島ライオンズクラブ様のご厚志により1月2日および3日に雷山千如寺と桜井神社で、盲導犬育成のための募金活動をおこないました。2日間とも、時折みぞれ混じりの冷たい雨が降るなか、初詣にお越しの皆様から、温かいお声をかけていただくとともに、大勢の方々が募金してくださいました。糸島ライオンズクラブの皆様、募金にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。