事件【東日本大震災】大震災がM8級関東地震早める? 過去にも後続例 防災科研が警戒呼び掛け2012.5.23 11:35

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【東日本大震災】
大震災がM8級関東地震早める? 過去にも後続例 防災科研が警戒呼び掛け

2012.5.23 11:35 地震

 東日本大震災とその余震で関東のプレートが刺激され、マグニチュード(M)8級の地震が予想より早く首都圏で起きる可能性があるとの分析結果を、防災科学技術研究所(茨城県)の研究チームがまとめた。

 誘発が懸念されるのは、政府が首都圏での発生を警戒する「関東地震」。M8級の関東地震は過去に2回起きたが、いずれもその約30年前に、三陸沖から房総沖で大地震(延宝房総沖地震、明治三陸地震)が発生した。

 これと合わせ、869年の貞観地震以降、東北の太平洋沖を震源としたM8級の地震は5例あるが、うち4例で30年以内に関東でM7級以上の地震が続いた。

 関東地震の発生周期をコンピューターでシミュレーションすると、二つの地域のこれらの地震が無関係に起こった確率は5%以下。東日本大震災の後続の大地震が、今後30年以内に関東で起きる可能性もあると分析した。

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