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指針超える賠償、東電争う 飯舘村住民の原発事故訴訟

(05/23 13:38)

 東京電力福島第1原発事故で計画的避難区域に指定されている福島県飯舘村の5世帯14人が、放射線被ばくや避難生活で精神的苦痛を受けたとして、東電に計約2億6400万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が23日、東京地裁(白井幸夫裁判長)であり、東電は請求棄却を求めた。

 国の指針を踏まえ、東電が1人月額10万円を基本としている避難者への賠償について、原告側は月額30万円の2年分を請求。東電は答弁書で「指針は慎重な検討を重ねて策定されており、内容は妥当。指針を超える賠償には応じられない」と反論した。

 原告は仙台市や福島市などに避難している20〜80代。

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