P1010011「福島原発告訴団」の東京での説明会に出席してきた。(5月20日)

告訴団に加わろう、とやる気満々であったが、悲しいことに、「告訴」と「告発」の違いを知らなかった。告訴は被害を被った者が検察に「だれだれちゃんが悪いのよ、懲らしめて」と訴えることなので、実害がない場合は実行できない、とのこと。残念ながら、私に311福島で今のところ実害を感じられないので、告訴団には加われないようだ。会員として寄付金を払うだけかもしれない。

しかし、私のような人もこれから多く現れるかもしれない。その場合は、広瀬氏が行ったように「告発」を集団で行うのも良いかもしれない。いや、私自身が数年後に癌に・・・?いや、そんな年でもないか?いずれにしろ、会費を払って会員になろうと思う。

説明者はいわき市議会議員の佐藤カズヨシ氏であった。印象に残ったお話しは

「東京の人は、はじめから放射能には関心があるが、福一のことには関心がない」と言うことでした。私が先日「電気料不払い」を木下黄太氏のブログコメント投稿した時も、数千人が目に触れたはずなのに、一件の反応もなかった。斯くも、都会人等は利己的で己の利害以外一寸も考えない人々が大多数であると思う。しかし、私達反対派はこれらの人々を批判することなく、唯々、東電をはじめとする推進派に対してのみ、「闘い」を挑んでゆこう。決して小出裕章のように「だまされたあなたにも責任がある」と詰問してはならない。なぜなら、廃炉するには、これらの人々を敵に回してはならないからからだ。小出裕章は、「原発運動論」としても間違っているのだ。

私達反対派は、己の信念に基づき、孤立を恐れず、些細なことでも自分のなし得ることを確実に行おう。