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「韓国海」表記の古地図企画展 韓国の地図博物館で
2012/05/23 10:51 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル聯合ニュース】韓国国土地理情報院の地図博物館で25日から「東海・独島古地図企画展」が開かれる。「韓国海」や「独島」を表記した世界の古地図のうち、史料としての価値が高い原本49点を公開する。

 国土海洋部が23日、明らかにした。日本や英国、フランスなどで製作されたこうした内容の古地図を、写本ではなく原本で多数公開するのはこれが初めてという。

「新訂万国全図」=(聯合ニュース)

 日本植民地下にあった1929年、国際水路機関(IHO)海図集の初版で「日本海」と単独表記されるまでは、日本も東海を「朝鮮海」と表記していたことを示す官製の世界地図などが展示される。1810年に日本で製作された「新訂万国全図」、1850年製作の「本邦西北辺境水陸略図」などだ。1863年編纂の百科事典「江戸大節用海内蔵」に収録された朝鮮国図は、鬱陵島と独島を朝鮮領土と表記した。

 1794年に英国で製作された日本全図は「COREAN SEA」、18世紀半ばから後半にフランスで製作されたアジア地図は「MER DE COREE」と、東海を「韓国海」と表記している。

 国土海洋部関係者は企画展の意図について「先ごろのIHO総会で『東海』『日本海』併記が受け入れられなかったが、韓国の主張が妥当であることを内外に知らしめ、国民の共感を形成するため」と説明した。

mgk1202@yna.co.kr