淹れたら濃い緑色、飲めばまろやかな味。
この理想のお茶をつくり上げるのに、あらゆる茶葉の試飲を繰り返し、「濃いのにまろやかな味」を求めて試行錯誤・幾年の月日をかけ、どんな茶葉を選びそれをいかにブレンドするのかで、その理想のお茶を実現できるということを突き止めました。
様々なお茶の種類の中から試作を重ねた結果、最後に辿り着いたのが「深蒸し煎茶」・「若蒸し煎茶」・「玉露」の3つの種類のお茶をバランスよくブレンドすることが一番良いことがわかりました。
この厳選した3つの緑茶を、茶葉の特徴が一番出るように、茶葉、ブレンド、仕上げ、火入れなど、茶葉別でこだわった工夫をこらし、本来ならそのままでも販売できるほど完成度の高い、これらのお茶を使い、甘みとコクが調和した深い味わいになるように絶妙にブレンド。更に、濃い色とまろやかな味を生み出す決め手として、宇治の上質な抹茶をほんの少し加えるという、通常より二手、三手も手間をかける、オリジナルの「黄金比ブレンド」を完成させ、「淹れたら濃い緑色、飲めばまろやかな味」のお茶、「こいまろ茶」が完成したのです。
3つの茶葉と抹茶が奏でるこの見事なまでの色と味は、素材の良さはもちろんのこと、1番茶のみを使用し、巧みなブレンド技術も相まって実現できた最高傑作の緑茶です。
宇治田原製茶場では、まずお客さまの理想の緑茶についてお聞きしました。
その結果、「淹れた時の色は濃い緑、味は濃くてまろやか」と答えた方が圧倒的に多かったのです。そんなお客さまの声にお応えしたい・・・。その一心で、宇治田原製茶場の当主である、茶師・安井徳昭が、理想の緑茶づくりを進め、茶師人生をかけてつくり上げたのが、“濃いのにまろやか”なこいまろ茶なのです。
こいまろ茶の美味しさのヒミツは、手間暇を惜しまず、吟味に吟味を重ね、緑茶づくりに取り組んでいるからです。
茶葉の品質、ブレンド、仕上げ加工など、美味しさを引き出す工夫にこだわりました。
また、黄金比ブレンドと素材の良さ、巧みなブレンド技術はもちろんのこと、淹れた時に濃い色と味がサッと出るように、茶葉を細かく均一に切り揃えたり、四季で微妙に変化する色、味、香りのバランスを熟練のお茶職人が入念にチェックするなど、茶葉を加工・ブレンドする工程でも、様々な工夫を凝らしています。
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