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10%超す節電 県に九電要請

2012年05月23日

  九州電力熊本支社は22日、県に対し昨年より厳しい節電対策を求めた。県の節電対策を話し合う検討部会で、同支社の村上治副支社長が今夏の電力需給の見通しなどを説明した。

  九電側はお盆期間を除いた7月2日〜9月7日の平日、午後1時〜5時は2010年比で10%を超える節電を求めた。今夏は需要減を織り込んでも2・2%の供給力不足が見込まれるといい、ピーク時には昨夏実績よりも3%程度上乗せした節電が必要になるという。

  県は6月4日に改めて検討部会を開き、庁舎内の節電対策や県民への広報態勢を決める。県庁ではエレベーターの間引き運転やプリンターの稼働を最小限に抑えるなどの対策をしており、エネルギー政策課は「乾いたぞうきんを絞るつもりで、対策を考えたい」と話す。

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