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2012年5月22日(火) 19:55 |
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玉藻公園の披雲閣が重要文化財に
高松市の玉藻公園にある旧松平家別邸「披雲閣」が、国の重要文化財に指定されることになりました。
披雲閣は、1917年に旧高松城主・松平家の別邸として建てられたもので、現在は高松市が所有しています。 国の重要文化財に指定されるのは披雲閣の本館や倉庫など3棟です。 本館は、建築面積およそ2000平方メートルで、座敷はあわせておよそ140畳に及びます。 江戸時代の御殿を意識したデザインが特徴です。 また、本館の大書院は西洋の建築様式が用いられており、天井には和風シャンデリアが取り付けられるなど、洋風の生活様式にも対応できるように作られています。 披雲閣は、近代に建築された大規模な住宅として歴史的価値が高い点が評価されました。 香川県内の国の重要文化財はこれで27件になります。
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