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タレント・みのもんた(67)の妻でスタイリストの御法川靖子さん(66)が22日夕、がんのため死去した。立教大学の先輩後輩だった2人は、みのの熱烈なラブコールで交際をスタート。みのが局アナからフリーになった直後の売れない時代から現在まで40年近く共に歩いてきた伴侶を亡くしたみのはショックを受けながらも、妻のために仕事を休まず続ける覚悟を明かした。通夜は27日、葬儀・告別式は28日に神奈川県鎌倉市の自宅で行われる。
「仕事は仕事…ちゃんとやらなかったら女房に怒られるよ…。頑張るよ」‐。みのは涙をこらえ、23日もキャスターを務めるTBS系「みのもんたの朝ズバッ!」(前5・30)の生放送に出演することを本紙に明かした。
靖子さんはがんを患い、夕方5時48分に都内の病院で亡くなった。3年ほど前から公の場に出ておらず、都内の病院に通院していた。みのは5月6日から20日まで2週間、夏休みを取り21日に復帰したばかりだった。
今年の1月に夫人と電話で話したという関係者は、「家にいて、声はいつもと変わらない様子だった」と言い、別の関係者も「2週間ほど前に夫妻とお会いした。奥さまもつえはついていたが元気そうだった」と話し、病状が急激に悪化したとみられる。
みのと靖子さんは学生時代に知り合い、みのの熱烈なアプローチで交際し結婚、2男1女をもうけた。豪快な夜遊びで知られるみのだが、朝の番組を始めてからは、靖子さんから定時になると必ず“帰れコール”があり、帰途につくのが常。時には、みのの酒席にも顔を出し、出席者に気を配るなど、品格のある美しい女性として慕われていた。
仕事面でもみのの衣装スタイリングを担当していた靖子さんは、公私でみのを支えてきた最愛のパートナーだった。
(デイリースポーツ提供)
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