2012年05月22日

朝日新聞の真実

 誰かが新聞の社説のことを書いていたのですが、私も気になっていたのです。

 先日、朝日新聞のサイトを訪れたら、「社説」のところにこんなことが書いてあるのです。
 
 「大学入試問題に非常に多くつかわれる朝日新聞の社説。読んだり書きうつしたりすることで、国語や小論文に必要な論理性を身につけることが出来ます。」

 ほほー、それが朝日の社説というものか。確かに今から40年ほど前にも、朝日新聞の社説などが入試の題材に使われるということがまことしやかに言われていたのを記憶しているのです。

 しかし、どうなのでしょう? 真実を問う役割を担う新聞社が、幾ら部数を伸ばす必要があるといえ‥真っ先に「大学入試問題に非常に多く使われる」なんてことを言うなんて。

 書くとしたら、次のようになるのではないでしょうか?

 1.わが社の社説が、これまで何度政治の方向性に影響を与えたか? 誰もが気が付くことのない
事実を指摘し、我々日本人が進む方向を示すわが社の社説。

 2.その論理構成は、学生諸君が文章力を伸ばすに大いに参考になるであろう。

 3.ついでにいうと、大学入試にもよく使われる。
 

 でも、私の価値観からすれば、社説が入試によく使われるので朝日を読んでみては‥なんて言うことはどうも照れくさい。

 それに、社説の題材っていうのは、政治性や専門性の強いものが多く、入試の題材には適さないと思うのですが‥

 まあいずれにしても、朝日さんがどのように自社を売り込もうと、それは朝日の自由。だから私が何を言おうと、どうぞ御勝手に。

 ただ、私と朝日の関係について率直に述べるならば、私が長いこと朝日の読者であったのも事実。ただ、この何年かは自然と朝日は読まなくなっているのです。

 まあ、朝日の記者のなかにはいい人もいるし‥そうでない人も。

 それから、朝日は給料が高いので有名だったです。実際に年上の記者の人から聞いた話ですが、地方支社勤務のときに、毎日酒を飲んでもお金が貯まって家を建てたなんて話を聞いた記憶があるのです。

 最後にもう一つ。朝日はかつて、日本の入試問題は丸暗記タイプの問題が多く、思考力を試す問題が少ないのがよくない、なんてよく批判していたものなのです。

 ご存知でしょうか?

 若かった私は、それはそうかも‥なんて思っていたのですが、成人した後で新聞社の入社問題集をめくってみたことがあるのですが、この問題が、大学の入試以上に丸暗記タイプの問題ばかりで
面食らった記憶があるのです。

 まあ、それが新聞社の実態というものでしょう。

 新聞社の社説を入試問題の題材に使う大学の方にも問題があると思うのですが‥



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columnistseiji at 17:10│Comments(0)TrackBack(0)

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