野田佳彦首相が判断の時期は「近い」とした関西電力大飯原発2基の再稼働についてジャパン・リアル・タイム(JRT)は、再稼働が決まるものの、反対する圧力が大きいため指示が数カ月遅れ、夏場の電力需要ピークに間に合わない可能性があるとみている。
まずは背景。国内50基の原発は定期検査などのため現在すべて運転休止中だ。最近の世論調査では、過半数が大飯原発再稼働に反対している。
政府は先月、大飯原発の原子炉2基の再稼働が妥当と判断した。今月18日には、同原発を再稼働しない場合、関西の7~9月の電力消費を猛暑だった2010年夏のピーク時の85%以下に抑える必要があると警鐘を鳴らしている。
政府は、再稼働の前に自治体と相談した上で閣議決定するとしている。問題は、相談すべき自治体や、そこから必要とされるサポートの水準を決めかねていることだ。少なくとも、当局者は原発所在地のおおい町と福井県の支持が望まれるとしている。
この支持はほぼ確実なようだ。おおい町議会は14日、再稼働を容認した。町長は月内に結論を出すとしている。福井県議会が諮った独自の専門家委員会は最近、大飯原発再稼働について、安全性を確認したとの報告書をまとめる方針を固めた。同県知事も政府の評価を支持しているが、原子力規制庁の設置の遅れに対する懸念も示している。規制庁は4月発足の予定だったが、政治的ごたごたで遅れている。
一方、京都府と滋賀県の知事は再稼働に反対。福島第1原発事故の原因調査や長期エネルギー計画策定が完了する前に再稼働を急ぐべきでないとしている。日本政府は、福井、滋賀、京都からなる、大飯原発の安全規制のための協議会を設置することを検討中だとしている。
大阪市では、橋下徹市長が関西電力に対し、再稼働前に原発から100キロ以内のすべての自治体の許可を求めるよう要請している。
ただ、こうした政治家はいずれも、決定に対する発言権を保証されていない。
識者らによると、野田氏と関係閣僚3人はいずれにせよ再稼働を押し進める公算が大きい。国内大手電力は再稼働しなければ多額の損失を被るとみられるためだ。民主党の仙谷由人政調会長代行は「再稼働せず脱原発すれば原発は資産から負債になる」と述べ、「脱原発は直ちにできない」との見解を示した。
ただ、観測筋は、再稼働リスクが高いことなどから、なお予想外の事態が起こりうるとしている。原子力を専門とする日本エネルギー経済研究所の村上朋子氏は、「(細野豪志環境相か首相が)仮に再稼動しましょうと決めても、運悪く次の日にトラブルが発生するかもしれない。再稼働を決めた人は必ず責任を取らされる」と述べた。「誰も責任を取りたがらない。(総選挙が来年に控えているので)なおさらだ」という。
村上氏は09年の東京電力柏崎原発の事故に触れた。同原発は中越沖地震による2年間の運転休止を終え、再稼働するところだった。そこにぼやが発生したため、政府の再稼働許可が性急だったとの非難が相次いだ。
村上氏はまた、原子力業界を監視する新たな機関がまだ立ち上がっていないと指摘。また、福島第1原発事故については調査委員会により新たな問題が見つかるとみられている。同氏は「現在の状態が何年も続くかもしれない。(再稼働は)何カ月、何年も宙ぶらりんになる可能性がある」と述べた。
私の意見としては、
止めていたら廃炉に何十年もかかるわけだし、冷却し続けなければならない。
経済やらなにやらに影響も出るし、今意味もなく止めているのは馬鹿馬鹿しい。
最大限安全に配慮し、危険度の高いところ意外は動かすべき。
ただし、
新エネルギーの開発などに取り組み。早めに次のエネルギーに切り替えるめどを立てること。
将来的には原発は要らないと思っていますが、今は必要です。
覚悟が足りない。
再稼動するにしてもしないにしても、どちらにしろ覚悟が足りない。
すべてがうまく収まることはないし、必ず誰かがつらい目にあう。
そんなことは当たり前ではないか。
意地になっても動かしたくない方々は、
理想論ばっかを振り上げ、相手の揚げ足を取る。
動かしたい方々たちは、
あいまいなデータや、しっかり情報開示をしないこと、
誠心誠意納得してもらおうとする姿勢が足りない。
素人の私でもそれくらいわかる。
政治家、政策担当者と複層の関係者が、関わりあっているが、当事者同士の間は、引っ込みがつかないほどに、不信感が募っている。住民への説明会で、落着するものではなくなっている。ことの、大本は、菅内閣から始まって、野田内閣まで引きずっていることはいうまでも無い。野田さんは、敵を作らない政治家である。菅さんとしても、異存の無い後継者であったと思う。事件の後始末をどうつけるかにあるのではなく、民主党の国会議員は、鳩山さんの、民主党を壊さない。というメッセイジを元にして、野田さんを選んだ。党首には、本来なら、菅さんとは、対極的な人物を、小沢、反小沢というのではなく、忍の文字をもって、意思を示した人物を、与党の首脳に立てるべきであった。でなけれが、つけなければならない解決なのだから、衆議院を解散して、国民に信を問う方が解決は早い。
電力不足を恐れている方々へ ちょっとした工夫と知恵を出せば全く心配はありません。
よしず 又は白いカーテンを庇の下に付ける。 屋根に白い塗装、時々打ち水、庭に草花・グリーンマット等
工場は輪番操業(1・2年間のみ)、LEDに切替え、工場内圧縮空気は3割低圧に等々 コンバインドLNG発電に切替え(2.3年後は廉価な米国シェールガスの輸入も可能)、風力発電他に順次切り替え
今夏からでも原発ゼロは充分に可能です。日本人は最高の知恵と行動ができる民族です。
政府や経団連などの知恵の無い過去に縛りつく連中の時代はとっくに終わっています、ご愁傷さまの輩にサヨナラ。
いいかげんに政治が原発に絡むのは止めるべき。全く知識も知恵も無い政治屋の類は国民を欺くばかり。
昨年の菅、枝野、海江田の稚拙な対応・行動で日本国民に大きな損害と恐怖を引き起こしただけでなく、世界の信用を低下させてしまったことを思い出すべきである。現に経済においても日本の競争力低下が生じてきいる。次にもう一度事故が生じたなら日本は破滅になること明らかである。 若者たちは世界に出稼ぎや流浪の民と化すであろう。 原発は正しい知見を持った科学者、技術者の見解に一旦託すべきであり、その後国民投票とすべき。 政治屋の如き4流人の口出しは有史以来の最大の汚点となること断言できる。