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地方
福岡市職員、昼酒し暴言 市長「公務員への信頼 地に」
2012.5.23 02:10
■酒は百厄の長?
福岡市から市住宅供給公社に派遣されている男性係長(58)が、平日昼間に仕事を休んだ上で、発注先関係の業者を誘って飲酒し、発注先建設会社の会長に電話をかけさせ、暴言ともとれる発言をしていたことが22日、公社への取材でわかった。
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高島宗一郎市長は同日、報道陣に「事実なら最悪極まりない。公務員への信頼を地の底に沈めてしまう。厳しく処分する」と怒りをあらわにした。
公社によると、係長は4月26日朝に公社(福岡市博多区)に出勤後、業者を見つけ、食事に誘った。係長は体調不良を理由に休みを申請し、認められた。
2人は同市早良区の飲食店に行き、午前11時ごろから午後5時ごろまで、2人で生ビール10杯、瓶ビール数本、焼酎などを飲んだ。飲食代金は係長が支払ったという。また、その間、公社が塗装の仕事を発注している建設会社の会長へ電話をかけさせ、「あんたはなぜ俺にあいさつに来ない」などと言ったという。
公社は係長から事情を聴いた上で、「発注先関係者と飲食をともにし、酒を飲んでこうした発言をしたことは不適切だった。申し訳ない」としている。
高島市長は「酒に飲まれてしまっている職員が多い。他にも(飲酒絡みの)問題がないか調査し、この1カ月で膿を出し切る」と話した。
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