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'12/5/22

吸音板落下で新幹線見合わせ



 21日午前10時5分ごろ、福山市三之丸町のJR福山駅で、走行中の山陽新幹線博多発岡山行きこだま736号の運転士が、線路脇に防音壁の一部が落ちているのを見つけた。運転士は非常ブレーキをかけたが、間に合わず衝突した。乗客約60人にけがはなかった。車両点検のため広島―福山間の上り線で運転を見合わせ、約1時間半後に再開した。

 JR西日本新幹線管理本部によると、落ちていたのは、グラスウールをアルミ板で挟み込んだ吸音板(縦約50センチ、横約300センチ、厚さ約6センチ、重さ約33キロ)。直前にのぞみ16号が現場を通過した際の風圧で落下したのではないかとみている。

 こだま736号を含む上り15本が最大1時間28分遅れ、約8300人に影響が出た。

【写真説明】福山駅の線路脇に落ちていた吸音板




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