現在当科は医師5名(高見澤滋、好沢克、町田水穂、岩出珠幾、畑田智子)で診療を行っています。
生まれたばかりの赤ちゃんから18歳までのこどもたちの外科疾患全般(脳、心臓・血管、形成外科、泌尿器科、骨系統疾患を除く)の診療を行っています。
先天性食道閉鎖症、小腸閉鎖症、横隔膜ヘルニア、腸回転異常症、鎖肛、ヒルシュスプルング病、先天性胆道拡張症、胆道閉鎖症、悪性腫瘍(神経芽腫、腎芽腫など)、胃食道逆流症、腸重積、虫垂炎、肥厚性幽門狭窄症、鼠径ヘルニア、臍ヘルニア、停留精巣などに対する手術をはじめ消化管内視鏡、気管支鏡による検査も行っています。
鼠径ヘルニア(女児例では腹腔鏡下手術を導入)、臍ヘルニア、停留精巣などの小手術は1泊2日の入院で手術を行っています。
また、18歳を越えた重症心身障害患者さんの胃瘻造設術、噴門形成術も当科で行っています。
胃瘻・中心静脈栄養外来、WOC認定看護師とともに皮膚・排泄ケア外来を行っています。
胃瘻外来では胃瘻からの食事(ミキサー食)摂取を積極的に導入しています。
一般外科疾患ならびに皮膚・排泄ケアまたは、胃瘻栄養でお困りのことがございましたら
お気軽にご相談下さい。
【 胃瘻・中心静脈栄養外来 】 ・・・ 毎週金曜日(第1、3、5は午後のみ)
【 皮膚・排泄ケア外来 】 ・・・ 毎週火曜日 (午後)
2011年の手術総数は397件(新生児手術41件、鼠径ヘルニア手術91件)
長野県立こども病院小児外科手術年次報告
2007年(PDFファイル6KB)
2008年(PDFファイル7KB)
2009年(PDFファイル(126KB)
2010年(PDFファイル(127KB)
2011年(PDFファイル(72KB)
「半固形食短時間摂取法」 ~ 始めてみよう!!半固形食・ミキサー食 ~
ミキサー食のレシピやママたちから寄せられた声などが掲載されたパンフレットができました。(栄養科のページから全ページをダウンロードできます。)
詳細はこちら
高見澤 滋
小児外科 部長
経歴等:
長野市出身。平成3年順天堂大学医学部卒業。
沖縄県立中部病院での研修後、平成5年順天堂大学医学部小児外科入局。静岡県立こども病院小児外科研修、平成9年から平成11年までアメリカ・アイオワ大学外科Research fellow、平成12年から平成20年3月まで兵庫県立こども病院小児外科、平成20年4月より現職。
医学博士、日本小児外科学会指導医・評議員、日本外科学会専門医、日本静脈経腸栄養学会TNT研修会修了
所属学会:
日本小児外科学会、日本外科学会、日本内視鏡外科学会、Pacific Association of Pediatric Surgeons(PAPS)他
好沢 克
小児外科 副部長
経歴等:
平成7年信州大学医学部卒業、同年信州大学第1外科入局。
長野赤十字病院小児外科、国立長野病院外科、長野市民病院外科を経て、平成12年6月より長野県立こども病院小児外科勤務。途中9ヶ月間の研究生活をはさみ、平成23年4月より現職。
日本小児外科学会専門医、日本外科学会専門医、日本静脈経腸栄養学会TNT研修会終了、医学博士。
ひとこと:
日進月歩の医療の現場で、何が本当にこどものためになる医療なのか、常に考えながら診療にあたっていきたいと思っています。
町田 水穂
小児外科 医監
経歴等:
平成12年信州大学医学部卒業、同年信州大学第1外科入局。
信州大学医学部附属病院研修医、当院小児外科研修医、厚生連篠ノ井総合病院外科、信州大学医学部外科(1)医員、同院救急部医員を経て平成17年7月より長野県立こども病院小児外科勤務。平成24年4月より現職。
日本外科学会専門医、日本静脈経腸栄養学会TNT研修会終了
所属学会:
日本外科学会、日本小児外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会
ひとこと:
こどもたちの笑顔に癒されながら毎日の診療にあたっています。
岩出 珠幾
小児外科 フェロー
経歴等:
大阪府岸和田市出身。平成16年神戸大学医学部卒業。
九州厚生年金病院、静岡県立こども病院、佐久総合病院、あいち小児保健医療総合センターを経て、平成22年4月より当院に勤務しております。
日本外科学会専門医
所属学会:
日本外科学会、日本小児外科学会、日本小児救急医学会など
ひとこと:
地域医療とはなにか、地域に根ざす医師とはなにかを常に追い求めて日々研鑽しております。
畑田 智子
小児外科 フェロー
経歴等:
島根県出身。平成14年鳥取大学医学部卒業。同年鳥取大学第1外科入局。
鳥取大学医学部附属病院研修医、済生会江津総合病院外科、兵庫県立こども病院小児外科、神奈川県立こども医療センター小児外科、鳥取大学医学部附属病院小児外科を経て、平成24年4月より当院勤務。
日本外科学会専門医、日本小児外科専門医
所属学会:
日本外科学会、日本小児外科学会、日本消化器外科学会など
ひとこと:
適切な診断と治療を行い、お子様の苦痛を軽減していきたいです。